前日に「買われた株!」総ザライ (2) ―本日につながる期待株は?―
■スパイダー <4192> 318円 (+11円、+3.6%)
スパイダープラス <4192> [東証G]が大幅高で4日続伸。16日取引終了後、うるる <3979> [東証G]の子会社うるるBPOと協業すると発表した。建設会社が保有する紙図面・竣工図書を電子化し、生成AIで活用可能なデータ資産へ変換する建設業向けBPOサービスを提供開始するという。これが手掛かりとなったようだ。
■ベイカレント <6532> 7,840円 (+267円、+3.5%)
ベイカレント <6532> [東証P]が大幅反発。SMBC日興証券が16日付で投資評価「1(アウトパフォーム)」、目標株価9500円で新規にカバレッジを開始した。AIやサイバーセキュリティー・防衛領域が成長分野と指摘。人材採用と高い稼働率の維持による継続的な成長を予想している。これが材料視されたようだ。
■Hmcomm <265A> 750円 (+24円、+3.3%)
Hmcomm <265A> [東証G]が5日ぶり大幅反発。同社は16日の取引終了後、社会インフラに設置した測定機器と、周辺を走行する車両の間で通信を行い、車両通過時に測定値を収集する測定システムに関する技術について、特許出願を行ったと発表。これを手掛かり視した買いが入ったようだ。同社は車両通過時にマンホール内などに設置された測定機器からデータを取得するドライブバイ方式の社会実装に向け、複数の大手運送会社と、車両を活用した実証実験や運用方法に関する協議を進めている。水道分野にとどまらず、下水道や道路、橋梁、トンネルなど社会インフラ分野への展開が可能な基盤技術になると判断し出願を行った。
■ヨネックス <7906> 2,381円 (+72円、+3.1%)
ヨネックス <7906> [東証S]が3日ぶり大幅反発。16日の取引終了後に、インドのスポーツ用品販売会社であるサンライズ・スポーツ(インド)の株式の50.0%を取得し、持ち分法適用関連会社化すると発表しており、好材料視された。サンライズ社はインドにおいてヨネックス製品の販売代理店を担当しており、今回の株式取得によりパートナーシップを更に強化するとともに、グローバル戦略とローカル市場の特性を組み合わせた展開を進めるのが狙い。取得価額は非開示。なお、同件による27年3月期業績への影響は軽微としている。
■テーオーシー <8841> 1,027円 (+30円、+3.0%)
テーオーシー <8841> [東証S]が大幅反発。16日の取引終了後に27年3月期の配当予想を中間・期末各5円の年10円から中間・期末各5円50銭の年11円(前期10円)へ増額修正したことが好感された。
■ニデック <6594> 2,724円 (+78円、+3.0%)
ニデック <6594> [東証P]が続伸。アクティビスト(物言う株主)として知られる香港投資ファンド、オアシス・マネジメントが16日付で関東財務局に提出した変更報告書で、ニデック株の保有割合が6.78%から7.97%へ増加したことが判明した。報告義務発生日は9月9日。
■クスリアオキ <3549> 4,100円 (+107円、+2.7%)
クスリのアオキホールディングス <3549> [東証S]が3日ぶり反発。16日の取引終了後に関東財務局に提出された変更報告書で、香港を拠点とする投資ファンドのオアシス・マネジメントによる株式保有割合が15.10%から16.14%に上昇したことが判明しており、これを受けて需給思惑的な買いが入ったようだ。保有目的は「株式の価値の変動または株式に係る配当によって利益を受けることを目的に保有している。目的を達成する手段として、コーポレートガバナンス上の重大な瑕疵の是正などを通じて、発行者の中長期的な企業価値向上のために、発行者の中長期的な企業価値に関連すると考える事項、主には発行者のコーポレートガバナンスについて発行者との対話を現に行っている」としており、報告義務発生日は9月9日となっている。
■鉄人化HD <2404> 535円 (+14円、+2.7%)
鉄人化ホールディングス <2404> [東証S]が反発。東京証券取引所は16日、鉄人化HD株の監理銘柄(確認中)の指定を17日付で解除すると発表したことが好感された。改善期間の終了時点で上場維持基準への適合が確認できていなかったことから、9月1日付で監理銘柄(確認中)に指定していたが、鉄人化HDから提出された「株券等の分布状況表」に基づく審査の結果、上場維持基準への適合が確認された。
■芝浦機 <6104> 4,530円 (+115円、+2.6%)
芝浦機械 <6104> [東証P]が4日続伸。16日の取引終了後に関東財務局に提出された変更報告書で、香港を拠点とする投資ファンドのオアシス・マネジメントによる株式保有割合が6.76%から7.82%に上昇したことが判明しており、これを受けて需給思惑的な買いが入ったようだ。保有目的は、「発行者のコーポレートガバナンスについて発行者との対話を現に行っている。提案の目的は発行者の経営陣との間でコーポレートガバナンス上の重大な瑕疵の是正などを通じて、発行者の中長期的な企業価値を向上させることにある」としており、報告義務発生日は9月9日となっている。
■クニミネ <5388> 1,400円 (+34円、+2.5%)
クニミネ工業 <5388> [東証S]が4日続伸。16日の取引終了後に27年3月期の連結業績予想について、営業利益を17億円から19億円(前期比18.6%増)へ、純利益を13億5000万円から14億5000万円(同8.2%増)へ上方修正したことが好感された。ベントナイト事業の環境建設分野で低レベル放射性廃棄物処分向けの出荷が後ろ倒しとなった一方、堅調な農薬需要を背景に採算性の高いアグリ事業の受託加工において除草剤及び殺虫・殺菌剤の受注が期初計画を上回った。このため、売上高は180億円(同5.4%増)の従来見通しを据え置いたものの、利益は計画を上振れる見通しとした。
■ミライロ <335A> 326円 (+7円、+2.2%)
ミライロ <335A> [東証G]が上伸。16日の取引終了後に、デジタル障害者手帳「ミライロID」と日立製作所 <6501> [東証P]の「移動制約者ご案内業務支援サービス」の連携に向けた共同検討を開始することで基本合意したと発表しており、これが好感された。日立の「移動制約者ご案内業務支援サービス」は現在全国で12の鉄道事業者で稼働している介助業務支援サービス。今回の取り組みでは、利用者が「ミライロID」から介助申請を行うと、その情報が日立の「移動制約者ご案内業務支援サービス」を通じて関係する鉄道事業者へ共有される仕組みを構築するとしており、これにより利用者にとって複数の鉄道事業者をまたぐ場合もワンストップでの手続きが完結するほか、鉄道事業者にとっては電話を中心とした介助受付業務のデジタル化により、申請内容の確認や駅係員手配の効率化などにつながるとしている。
■電算 <3640> 2,846円 (+56円、+2.0%)
電算 <3640> [東証S]が反発。16日の取引終了後に、9月中間期連結業績予想について、売上高を81億2000万円から85億7000万円(前年同期比19.1%減)へ、営業利益を3億1100万円から8億2000万円(同51.4%減)へ、純利益を2億2200万円から5億9000万円(同49.1%減)へ上方修正したことが好材料視された。公共分野の子ども・子育て支援金対応などの法制度改正に伴う新規案件を獲得したことや、下期に計上予定であった案件の一部を前倒しで計上したことなどが要因。また、一部業務の内製化などにより外注費を削減できたことなども寄与する。
■スミダコーポ <6817> 1,239円 (+23円、+1.9%)
スミダコーポレーション <6817> [東証P]が続伸。17日午後1時22分に関東財務局に提出された大量保有報告書で、投資運用会社の日本バリュー・インベスターズ(東京都千代田区)による株式保有割合が5.09%と新たに5%を超えたことが判明しており、これを受けて需給思惑的な買いが入ったようだ。保有目的は「顧客の財産を投資一任契約などに基づき運用するため」としており、報告義務発生日は9月15日となっている。
※17日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース