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前日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―

注目
2026年9月30日 5時30分

■プロHD <9246>  1,442円 (+300円、+26.3%) ストップ高

プロジェクトホールディングス <9246> [東証G]がストップ高。テクノプロ・ホールディングス(東京都港区)の傘下企業が28日の取引終了後、プロHDに対し完全子会社化を目的とするTOBを実施すると発表した。TOB価格の1株2200円にサヤ寄せする動きを見せた。なお、テクノプロ・ホールディングス完全親会社の全株式は、ブラックストーン <BX> 関連ファンドにより間接的に所有されている。買付予定数の下限は355万4400株(所有割合62.43%)で、上限は設定しない。買付期間は9月29日から11月11日まで。プロHDは賛同の意見を表明し、株主に応募を推奨している。TOBが成立した場合、プロHDは所定の手続きを経て上場廃止となる見込み。東京証券取引所は28日、プロHDを監理銘柄(確認中)に指定している。

■アクセル <6730>  1,526円 (+300円、+24.5%) ストップ高

アクセル <6730> [東証S]がストップ高。28日取引終了後、27年3月期連結業績予想について売上高を150億円から204億円(前期比39.2%増)へ、営業利益を12億円から22億9000万円(同37.6%増)へ上方修正すると発表。配当予想も41円から79円(前期57円)に大幅増額した。これが好感された。パチンコ・パチスロ機向けグラフィックスLSIの販売が当初計画を上回る見込みのため。生成AI需要の拡大に伴う世界的なメモリー価格の高騰による一部製品の製造原価上昇を受け、販売価格の適正化を進めていることも寄与する見通し。次世代製品の開発費計上などで販管費も増えるが、業績の上振れで吸収する格好となる。

■アクリート <4395>  700円 (+100円、+16.7%) ストップ高

アクリート <4395> [東証G]がストップ高。同社は28日の取引終了後、GPU関連取引と会計処理などに関する特別調査委員会による調査報告書を同日付で受領したと発表。要約版を開示した。利害関係のない同委員会による調査の結果、各取引については法的に有効な売買取引であり、架空取引にも、売上・利益の水増しを目的とする不正な循環取引にも当たらないと認められたと結論付けたという。ただし会計上は金融取引として拠出資金を預け金等の金銭債権、差益を手数料(営業収益)として処理すべきだったなどとして、財務諸表の訂正は必要だとしている。アクリートは延期していた26年12月期半期報告書の開示を11月13日までに行う予定。特別調査委員会の結果に反応した買いが優勢となった。

■ハピネット <7552>  4,825円 (+535円、+12.5%)

東証プライムの上昇率2位。ハピネット <7552> [東証P]が急騰。同社は玩具・ゲームの卸売業を展開。28日の取引終了後、27年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結業績予想について、売上高を2000億円から2300億円(前年同期比17.1%増)、営業利益を78億円から135億円(同55.0%増)、最終利益を50億円から90億円(同34.9%増)に修正したと発表した。各利益は減益予想から一転して増益を見込んでおり、材料視した買いが集まった。玩具事業でコンビニエンスストア向けのくじ商品やトレーディングカードが好調に推移したほか、アミューズメント事業におけるカプセルトイの販売がヒット商品によって大きく伸びた。なお、27年3月期の通期業績予想は売上高4500億円(前期比2.5%増)、営業利益158億円(同1.3%増)、最終利益105億円(同4.0%増)の従来見通しを据え置いた。グループ最大の商戦期であるクリスマス・年末年始商戦の状況が現時点では不透明であることを理由に挙げた。

■NaITO <7624>  194円 (+15円、+8.4%)

NaITO <7624> [東証S]が6日続急伸。同社は機械工具の専門商社で、売り上げの半分以上を切削工具が占める。28日の取引終了後、27年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を上方修正した。売上高を450億円から480億円(前期比10.3%増)、営業利益を4億円から12億5000万円(同3.1倍)に引き上げた。各利益は減益予想から一転して増益を見込んでおり、業況を評価した買いが集まった。切削工具を中心に販売が堅調に推移。切削工具の主原料であるタングステンが中国による戦略鉱物の輸出管理強化により高騰したことを受け、主力メーカーが価格改定を実施したほか、将来的な供給不安を見越した需要の前倒しなどがあった。なお、8月中間期は売上高が256億4000万円(前年同期比18.1%増)、営業利益が8億2100万円(同4.0倍)だった。

■WASHハウ <6537>  318円 (+22円、+7.4%)

WASHハウス <6537> [東証G]が続急伸。29日の東京都心は降雨を観測した。34日連続で雨が降り、統計開始後で最長記録となった。これまでは19年6~7月の33日間だった。今年は全国的に豪雨による被害も目立っている。WASHハウはコインランドリーを直営・フランチャイズで展開。九州を本拠として首都圏にも領域を広げている。長雨で洗濯ができない日が続くなか、コインランドリーが高稼働となり同社の収益を押し上げるとの連想から、都心の連続降雨日数の記録更新を受けて、個人投資家の物色意欲が高まったとみられている。

■ココペリ <4167>  337円 (+19円、+6.0%)

ココペリ <4167> [東証G]が4日ぶり急反発。同社は28日取引終了後、ソフトウェア開発を手掛けるサンテル(岡山県倉敷市)の全株式を取得し、子会社化すると発表。これが買い手掛かりとなったようだ。株式譲渡実行日は10月1日を予定。今回の株式取得により、サンテルが地域の中小企業に対するデジタルトランスフォーメーション(DX)支援体制を強化し、システムの導入・開発から運用・定着まで提供することが可能になり、中期経営計画で構想している地域密着ネットワーク構築の一端を担うことができると判断したという。

■旭有機材 <4216>  6,460円 (+360円、+5.9%)

東証プライムの上昇率3位。旭有機材 <4216> [東証P]が続急伸。塩ビバルブなどを主力展開し、半導体製造装置向けなどで旺盛な需要を取り込み業績は足もと絶好調に推移している。28日取引終了後、27年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の85億円から120億円(前期比58%増)に大幅上方修正した。また、好業績を背景に株主還元も強化し、今期年間配当は従来計画の130円から180円に50円上乗せる計画も併せて発表、前期実績比でも60円の大幅増配となる。これを好感する形で投資マネーが集中した。

■エデュラボ <4427>  228円 (+10円、+4.6%) 一時ストップ高

EduLab <4427> [東証G]が3日ぶり大幅反発、一時ストップ高となった。29日午前11時30分ごろ、子会社の教育測定研究所が教育政策研究所から「国際調査(TIMSS)実施関連業務 一式」を1億5000万円で落札・受注したと発表しており、材料視した買いが集まった。TIMSS(国際数学・理科教育動向調査)はIEA(国際教育到達度評価学会)が4年ごとに実施する国際的な調査。初等中等教育段階における児童生徒の算数・数学及び理科の教育到達度を測定し、学習環境条件などの諸要因との関係を、参加国・地域の違いを利用して組織的に研究することを目的にしている。

■デクセリ <4980>  3,153円 (+127円、+4.2%)

東証プライムの上昇率9位。デクセリアルズ <4980> [東証P]が大幅反発。モルガン・スタンレーMUFG証券は28日、同社株の投資判断を3段階で真ん中の「イコールウエート」から最上位の「オーバーウエイト」に引き上げた。目標株価は4000円(従来4400円)とした。株価の大幅調整により割安感が台頭していると指摘。ハイエンドスマホ向けカメラモジュール関連の高付加価値製品の予想を上回る売り上げ伸長などにより26年度から28年度の3年間の利益予想を小幅だが上方修正した。光半導体事業の中期的な収益貢献を考えると、予想PERなどから株価には割安感がある、とみている。

■ディスコ <6146>  56,680円 (+2,280円、+4.2%)

東証プライムの上昇率10位。ディスコ <6146> [東証P]が大幅高で5日続伸。SMBC日興証券は28日、同社株の投資評価を3段階で真ん中の「2」から最上位の「1」に引き上げた。目標株価は6万8000円(従来8万1000円)とした。第1四半期決算や足もとの市場動向を踏まえ、業績予想を修正した。27年3月期の連結営業利益は2310億円から2420億円、28年3月期の同利益は2660億円から2900億円に見直した。直近の株価調整を考慮し、投資評価を引き上げており、AI・半導体関連投資に回帰する局面では同社が選好されやすく、投資妙味が高まった状況とみている。

■AIメカ <6227>  7,090円 (+230円、+3.4%)

AIメカテック <6227> [東証S]が大幅高で7日続伸。28日取引終了後、海外の大手半導体関連メーカー2社から大口受注を獲得したと発表した。受注製品は「ウエハレベルパッケージ向けシステム(テンポラリーボンダー・デボンダー装置)」で、金額は約45億円。28年6月期に売り上げ計上する見込みという。これが材料視されたようだ。

■宝&CO <7921>  4,225円 (+135円、+3.3%)

TAKARA & COMPANY <7921> [東証P]が大幅反発。29日午後3時ごろ、27年5月期第1四半期(6-8月)の連結決算を発表。売上高が95億1200万円(前年同期比4.7%増)、営業利益が21億2500万円(同24.6%増)だったとしており、好感した買いが集まった。主力のディスクロージャー関連事業が大幅増益を達成。金融商品取引法関連製品において開示決算アウトソーシング及びコンプライアンス関連支援の売り上げが拡大した。

■しまむら <8227>  3,240円 (+87円、+2.8%)

しまむら <8227> [東証P]が反発。28日取引終了後、上期(2月21日-8月20日)連結決算を発表。売上高は3572億6000万円(前年同期比4.0%増)、営業利益は331億2900万円(同5.3%増)だった。自社開発ブランドやキャラクター商品の品揃えを拡充したことが奏功した。

■芝浦 <6590>  3,770円 (+100円、+2.7%)

芝浦メカトロニクス <6590> [東証P]が3日ぶり反発。SBI証券が28日、芝浦について投資判断「買い」で新たにカバレッジを開始した。目標株価は6900円とする。同社の取り扱い装置への需要は旺盛であるとし、TSMC <TSM> の先進パッケージング技術「CoWoS」だけでなく、次世代パッケージング技術「CoPoS」向けでも中長期的に大きく売り上げを伸ばす可能性があると指摘。SBI証券は芝浦の29年3月期営業利益が268億円になると予想する。

■NSD <9759>  2,993.5円 (+68.5円、+2.3%)

NSD <9759> [東証P]が反発。同社は28日の取引終了後、27年3月期の業績・配当予想の上方修正を発表した。今期の売上高予想を従来の見通しから20億円増額して1280億円(前期比8.6%増)、経常利益予想を7億円増額して204億円(同5.6%増)に引き上げた。期末一括配当予想は3円増額し100円(前期比4円増配)に見直しており、これらを好感した買いが優勢となった。システム開発事業では、基幹システムの更新案件や既存案件の拡大など、金融ITセグメントを中心に好調に推移し、ソリューション事業においてセキュリティー製品の販売が堅調となった。足もとの受注状況を踏まえ、業績予想の引き上げに踏み切った。加えて、同社は自社株300万株(発行済み株式総数の3.49%に相当)を10月16日に消却すると開示した。消却後の自社株は8300万株で、自社株保有比率は9.3%程度の見込みとなる。

■オリバー <619A>  331円 (+6円、+1.9%)

オリバー <619A> [東証S]が続伸。28日の取引終了後に関東財務局に提出された大量保有報告書で、英ロンドンに本拠を置く投資顧問会社ゼナーアセットマネジメントの株式保有割合が6.27%と新たに5%を超えたことが判明しており、これを受けて需給思惑的な買いが入った。保有目的は「投資を主な目的とするが、企業価値向上を目的として発行者の経営陣、社外取締役その他の関係者との対話及び意見交換を行うことがある」としており、報告義務発生日は9月16日となっている。

■荏原実業 <6328>  2,435円 (+34円、+1.4%)

荏原実業 <6328> [東証P]が続伸。上下水処理施設向けで実績の高い環境装置のファブレス装置メーカーで半導体向け計測器などでも需要を開拓している。英投資ファンドのニッポン・アクティブ・バリュー・ファンド(NAVF)が同社株を買い増す動きをみせており、NAVFが28日付で関東財務局に提出した変更報告書で、共同保有分を含めた保有株比率が12.69%と前回開示の11.69%から1%上昇したことが判明した。保有目的は「投資及び経営陣に対する経営の助言並びに状況に応じて重要提案行為などを行うこと」としており、同社株の中期的な株式価値向上に対する期待が株価に浮揚力を加えた。

■リンテック <7966>  5,890円 (+70円、+1.2%)

リンテック <7966> [東証P]が5日続伸。29日午前11時ごろ、開発・製造拠点である伊奈テクノロジーセンター(埼玉県伊奈町)に25億円を投じて新棟を建設したと発表した。需要拡大が続く半導体関連装置を中心に新装置の開発力向上と生産能力の増強を図るとしており、好感した買いが入った。10月から稼働する。今回の新棟建設により、開発エリアの床面積が従来比約1.5倍、製造エリアが約1.6倍になるという。

■技研製 <6289>  2,027円 (+23円、+1.2%)

技研製作所 <6289> [東証P]が3日続伸。同社は29日、鋼矢板の硬質地盤への圧入を可能にする「硬質地盤クリア工法」と鋼管杭回転切削圧入工法「ジャイロプレス工法」で使用される消耗部品に関して、高知第2工場で一部自社生産を開始したと発表。これが買い手掛かりとなったようだ。これは、自然災害やシステム障害など不測の事態によるサプライチェーン上のリスクに対応するBCP(事業継続計画)の一環として、年間消費量の多い消耗部品を内製化するもの。自社工法の海外需要が高まるなか、安定供給体制の確立とコストダウンを通じて国際競争力維持につなげるとしている。

■扶桑化学 <4368>  3,125円 (+30円、+1.0%)

扶桑化学工業 <4368> [東証P]が5日続伸。直近で5日・25日移動平均線のゴールデンクロスを示現しているが、29日はプライム市場の90%以上が下落する全面安商状のなか5連騰と気を吐いた。世界首位級の果実酸大手メーカーだが、半導体向け研磨剤として旺盛な需要がある「超高純度コロイダルシリカ」のトップサプライヤーとしてマーケットで認知されている。先端AI半導体向けで特需を謳歌するとともに業績も飛躍期に突入している。アナリスト筋の評価も高く、27年3月期は営業利益段階で前期比29%増の243億円と最高利益更新を見込むが、一段の増額修正余地を指摘する声も少なくない。

■住友ベ <4203>  8,212円 (+78円、+1.0%)

住友ベークライト <4203> [東証P]が反発。29日、米国のXDemicsが開発・製造する高密度細胞培養プラットフォーム「Expansify」について、日本における販売契約を締結したと発表しており、株価の支援材料となったようだ。10月から顧客への案内を始める。従来の細胞培養では酸素供給不足と細胞へのストレスが課題になっていたが、Expansifyではガス透過性構造により細胞近傍への効率的な酸素供給を行うことで撹拌や通気を不要とし、細胞へのせん断ストレスを抑制した培養を実現。再生医療や細胞・遺伝子治療分野における研究開発及び製造プロセスを効率化することが期待されているという。

※29日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

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