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前日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―

注目
2026年10月7日 5時30分

■カウリス <153A>  2,113円 (+400円、+23.4%) ストップ高

カウリス <153A> [東証G]がストップ高。ここ企業に対するサイバー攻撃が連鎖的に続いている。直近では大和証券が5日、不正アクセスによって個人情報が22万件漏えいしたことを開示し耳目を集めたほか、同日に「焼肉きんぐ」を手掛ける物語コーポレーション <3097> [東証P]も同じく不正アクセスによる情報漏えいを発表、同社は3日時点で、アプリ登録者の9割超にあたる約1078万件の個人情報が漏えいしたことを確認した。前週1日に「能動的サイバー防御」関連法が施行されたが、くしくもサイバー攻撃の苛烈化が株式市場でも強く認識される状況で、関連株への買いに拍車がかかった。

■KeePer <6036>  3,790円 (+390円、+11.5%)

東証プライムの上昇率トップ。KeePer技研 <6036> [東証P]が続急騰。5日取引終了後、9月度の月次速報を発表。「キーパーラボ運営事業」「キーパー製品等関連事業」を合わせた全社売り上げは前年同月比12.6%増だった。キーパーラボ運営事業においては需要の高い関東で天候不順が続いた影響があったものの、堅調さをキープした。キーパー製品等関連事業では新車販売の好調による追い風があった。

■ヘリオス <4593>  318円 (+28円、+9.7%)

ヘリオス <4593> [東証G]が続急伸。5日の取引終了後、アルフレッサ ホールディングス <2784> [東証P]の韓国子会社JENECELLによる初回発注分1億4400万円相当の培養上清製品を出荷し売り上げに計上したと発表しており、株価の支援材料となったようだ。同製品は化粧品の原材料となる。今回の件について、ヘリオスは9月30日に出荷時期が予定していた26年12月期第3四半期(7-9月)中から10月に変更したと開示していた。

■サンバイオ <4592>  1,002円 (+58円、+6.1%)

サンバイオ <4592> [東証G]が続急伸。5日の取引終了後、同社が展開する細胞治療薬「アクーゴ脳内移植用注(バンデフィテムセル)」について、北海道大学病院で医療現場における市販後初となる患者への投与が実施されたと発表しており、好感した買いが集まった。対象疾患は外傷性脳損傷に伴う慢性期の運動麻痺。外傷性脳損傷は世界中の主な死因及び障害の原因の1つであり、2016年の世界における急性外傷性脳損傷の新規患者数は2700万人、外傷性脳損傷に続発する慢性障害の患者数は5500万人と推定されている。同製品は24年7月に製造販売承認を取得し、今年5月から販売が始まっていた。

■TDK <6762>  3,628円 (+181円、+5.3%)

TDK <6762> [東証P]が続急伸。米ブルームバーグ通信が6日、「TDKのハードディスク駆動装置(HDD)用磁気ヘッド事業を巡り、米シーゲイト・テクノロジー・ホールディングスと東芝が買収を競っている」と報じており、株価の刺激材料となったようだ。買収額は数千億円になる見込みだという。

■テクマト <3762>  2,625円 (+128円、+5.1%)

テクマトリックス <3762> [東証P]が急反発。6日、企業が保有するFAQナレッジを活用し、生成AIによる自然で信頼性の高い自動応答を実現するAIチャットボットソリューション「FastBot AI Suite」の提供を開始したと発表しており、好材料視された。「FastBot AI Suite」は、チャットボット「FastBot」・生成AI機能群「FastGenie」・FAQナレッジシステム「FastAnswer」を組み合わせたAIチャットボットソリューション。企業が保有するナレッジを一元管理・有効活用することで、顧客体験(CX)の向上や顧客対応業務の効率化、ナレッジ管理の負担軽減を支援する。

■フジボウHD <3104>  3,700円 (+170円、+4.8%)

フジボウホールディングス <3104> [東証P]が大幅続伸。前日5日までの直近12営業日で、前日比横ばいの日を含むものの下落した日はわずか1営業日にとどまっており、上値指向の強さを際立たせている。旧村上ファンドの流れを汲む投資会社でアクティビストとして名を馳せるエフィッシモ・キャピタル・マネージメントが、同社株の買い増しを続けており、直近9月28日時点でエフィッシモの保有株比率が20.76%と、前回発表時の19.70%から1%強上昇したことが5日判明した。これが株価の先高期待につながった。

■三越伊勢丹 <3099>  1,721円 (+61.5円、+3.7%)

三越伊勢丹ホールディングス <3099> [東証P]が大幅続伸。SMBC日興証券は5日、同社株の投資評価を3段階で真ん中の「2」から最上位の「1」に引き上げた。目標株価は2000円を継続した。11月からの免税制度の変更や円高などへの過度な懸念で株価は下落したが、これにより投資魅力は増した、と指摘。免税制度変更の百貨店へのマイナス影響は限定的とみられるほか、外商客やラグジュアリー売り上げなどは気温・天候面での影響が小さいこと、更に同社の免税売上は国籍が分散しており中国の影響は相対的に軽微であること、などを評価している。同証券では27年3月期の連結営業利益を854億円から885億円(会社計画840億円)に見直している。

■インフォMT <2492>  755円 (+22円、+3.0%)

インフォマート <2492> [東証P]が大幅反発。5日の取引終了後、香港に拠点を置く投資ファンドのオアシス・マネジメントによる株式保有割合が21.36%から22.60%に上昇したことが明らかとなり、思惑視した買いが入ったようだ。関東財務局に提出された変更報告書によると、報告義務発生日は9月28日。保有目的には「発行者の中長期的な企業価値を向上させ、コーポレート・ガバナンスを改善すること」などを挙げている。

■中央倉 <9319>  1,752円 (+43円、+2.5%)

中央倉庫 <9319> [東証P]が続伸。5日の取引終了後に、宝ホールディングス <2531> [東証P]の100%子会社であるタカラ物流システムの株式の70%を来年4月1日付で取得すると発表しており、好材料視された。タカラ物流システムが保有する日本全国に商品を届ける強固な配送ネットワーク基盤と、少量多品種の酒類・食品を高効率で取り扱うオペレーション力は、中央倉が成長戦略の中核に据える食品・飲料物流事業との親和性が極めて高いと判断。両社の物流機能及び経営資源を融合することで、サービス提供エリアの拡大や高付加価値物流サービスの展開、顧客基盤の拡充を見込むという。取得価額は61億1500万円。なお、27年3月期業績予想への変更はないとしている。

■ダイセキ <9793>  3,570円 (+85円、+2.4%)

ダイセキ <9793> [東証P]が3日ぶり反発。5日の取引終了後、27年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結決算を発表した。売上高が374億9200万円(前年同期比3.8%増)、営業利益が83億4500万円(同12.0%増)だったとしており、業況を好感した買いが入った。土壌汚染処理関連事業は前期から続く関東地区や今期受注の中部地区の大型工場案件などにより順調に推移。鉛リサイクル事業は価格改定効果もあり好調だった。また、主力の産業廃棄物処理事業では計画を若干下回ったものの、半導体・電子業界などからの廃液が増えたことで過去最高の売上高及び利益を達成した。

■F&LC <3563>  5,468円 (+128円、+2.4%)

FOOD & LIFE COMPANIES <3563> [東証P]が続伸。同社は6日、協立(静岡県三島市)と持続可能な水産資源の安定調達を目的に、合弁会社「FOOD & LIFE KYORITSU MARINE」(出資比率はF&LCが60%、協立が40%)を設立したことを明らかにしており、これが買い手掛かりとなったようだ。地球温暖化に伴う海水温上昇に対し、養殖条件が比較的安定した駿河湾の特性に着目し、静岡県を中心に養殖事業者の生産支援とサプライチェーン強化を推進する構え。事業の開始として、地元の養殖事業者との協業でブリ(はまち)の生産を進めており、10月から一部スシロー店舗での販売を予定しているという。

■日電硝 <5214>  5,267円 (+109円、+2.1%)

日本電気硝子 <5214> [東証P]が続伸。同社は6日、宇宙用超薄板カバーガラスの新製品を開発したと発表。これに反応した買いが入ったようだ。開発した新製品「BDX─3」は、放射線によるガラスの着色を抑制するとともに、より高い紫外線遮蔽性能を備える。低軌道を中心に、中高軌道を含めて幅広い宇宙環境での利用を想定。有償サンプルの販売を始め、人工衛星などへの量産採用を目指す。

■不二越 <6474>  5,900円 (+120円、+2.1%)

不二越 <6474> [東証P]が続伸。5日の取引終了後に発表した第3四半期累計(25年12月-26年8月)連結決算が、売上高1923億2600万円(前年同期比10.4%増)、営業利益114億5700万円(同72.8%増)、純利益66億2900万円(同82.1%増)と大幅増益となったことが好感された。部品事業で欧米や中国を中心とした建設機械向け油圧機器やアセアンの市販向けベアリングの需要が回復したことに加えて、機械工具事業で国内・米州の工具や米州・アセアンでロボットの需要が増加した。また、国内や中国で特殊鋼が増加したことも寄与した。26年11月期通期業績予想は、売上高2550億円(前期比8.1%増)、営業利益153億円(同56.6%増)、純利益75億円(同42.8%増)の従来見通しを据え置いた。同時に11月30日を基準日として1株を5株に株式分割すると発表した。投資単位当たりの金額を引き下げることで投資家がより投資しやすい環境を整え、投資家層の拡大を図ることが目的という。

■チヨダ <8185>  989円 (+18円、+1.9%)

チヨダ <8185> [東証P]が6日ぶり反発。5日の取引終了後に発表した9月度の月次売上高速報で、既存店売上高が前年同月比5.8%増と2ヵ月連続で前年実績を上回ったことが好材料視された。休日が前年より1日多かったことなどにより客数が同3.0%増と増加したほか、客単価も同2.8%上昇した。スニーカーが引き続き好調に推移したほか、スパットシューズが新作のカジュアルタイプを中心に幅広いカテゴリーで販売を伸ばした。また、PayPay決済や自社アプリを活用したポイント還元セールに加え、重点ブランドの期間限定キャンペーンを実施したことも寄与した。なお、全店売上高は同3.9%増だった。

■ワールド <3612>  1,541円 (+24円、+1.6%)

ワールド <3612> [東証P]が3日ぶり反発。5日取引終了後、上期(3-8月)連結決算を発表。売上高は1424億8900万円(前年同期比4.1%増)、営業利益は84億900万円(同1.2%増)だった。ライトオンなど新規連結効果が寄与した。あわせて、9月度の月次売り上げ概況を明らかにした。国内小売り売上高は前年同月比12.8%増と、3ヵ月連続でプラスとなった。これらが好感されたようだ。

※6日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

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