米国株見通し:下げ渋りか、来年の金融政策に思惑
(13時30分現在)
S&P500先物 7,869.00(+13.25)
ナスダック100先物 30,885.00(+93.50)
米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は36ドル高。長期金利は低下し、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。
前営業日のNY株式市場で主要3指数は弱含み。前日終値を下回って推移し、ダウは180ドル安の51670ドルと4日ぶりに反落、S&Pとナスダックも軟調地合いで連日マイナスに沈んだ。この日発表された中古住宅販売件数は良好な内容で好材料となった。ただ、主要企業の決算発表はおおむね好感されたが、市場期待を下回る材料で金融やヘルスケアの売りが目立った。もっとも、原油相場と長期金利の下落で買戻しもみられ、指数は大幅安を回避した。
本日は下げ渋りか。今晩注目の消費者物価指数(CPI)は前年比でコア指数も含め加速が予想されており、連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め的な政策をにらんだ売りが先行しそうだ。一方、決算発表ではバンク・オブ・アメリカやモルガン・スタンレー、ブラックロックが注目され、金融の業績縮小が顕著なら買いは入りづらいだろう。ただ、NY連銀総裁は年内1回の利上げの可能性に言及したものの、来年の措置についての必要性には否定的な見解で、過度な売りは想定しにくい。
《TY》