「量子コンピューター」が21位にランク、NTTが分散型の設計指針となる新計算法を開発<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「量子コンピューター」が21位となっている。
NTT<9432>は15日、立命館大学理工学部の大坂博幸教授との共同研究により、分散型量子コンピューターにおいて重要となる「チップ間量子操作」の成功確率限界を計算する手法を開発したと発表。同手法は光量子方式を含む多様な量子コンピューターの実現方式に加え、量子操作、チップ構成、ノイズの種類に広く対応し、今後は実デバイスの条件に基づく高品質な分散型量子コンピューターのチップ設計への活用を目指すとしている。
量子コンピューターとは、物質やエネルギーの最小単位である「量子」の持つ特殊な性質(量子力学の原理)を利用して計算を行う次世代のコンピューターのこと。従来のコンピューターでは膨大な時間を要する複雑な課題への対応手段として世界的に注目されており、高市早苗政権が掲げる戦略17分野における主要な製品・技術として挙げられている。
こうしたことから国内企業の取り組みは活発で、直近では富士通<6702>が米ニューメキシコ州と量子コンピューティングの研究センター設立に向けて協業を開始したほか、三菱地所<8802>はデロイト トーマツ グループ(東京都千代田区)と量子技術の社会実装を促進する量子共創拠点を来年1月に開設すると発表。テラスカイ<3915>は9月17日、グループ会社で量子コンピューターのアルゴリズム・ソフトウェアの研究開発を行うQuemixが出光興産<5019>との共同研究を通じ、電池材料をはじめとする材料開発の効率化につながる分子動力学シミュレーション技術を開発したことを明らかにしている。