稀元素、レアメタル「ハフニウム」の国内製造技術確立 28年に量産化へ
第一稀元素化学工業<4082>は25日の取引終了後、レアメタル「ハフニウム」の国内製造技術を確立したと発表した。今年中に半導体用途などに向けたサンプル提供を開始し、2028年の国内量産化を目指す。ハフニウムは優れた電気的特性や高い耐熱性及び耐食性などを有しており、特に近年は先端半導体の高性能化・省電力化を支える高誘電率材料の主要原料として重要性が高まっている。
同社は主力製品であるジルコニウム化合物の製造に当たり、グループのベトナム生産拠点で製造するジルコニウム中間体を日本に運んで加工している。今回確立した製造技術はハフニウムをこの中間体から日本国内で分離・精製するため、主力製品のジルコニウム化合物の特性を向上させる効果も期待できる。製造技術及びサンプル試作技術の確立は共同研究を行うエマルションフローテクノロジーズ(茨城県東海村)の技術協力のもと、基礎研究を経て実現した。
株探ニュース