帝国電が急反騰、今期経常は22%増益、6円増配へ
帝国電機製作所 <6333> が急反騰。13日大引け後に発表した19年3月期の連結経常利益は前の期比5.0%減の22.2億円になったが、続く20年3月期は前期比21.8%増の27.1億円に拡大する見通しとなったことが買い材料視された。
同社は化学薬品などの輸送に適した完全無漏洩を特徴とする「キャンドモータポンプ」の最大手。前期は中国子会社の架空取引に絡む追加納付税額の発生などが利益を押し下げた。今期は国内で石油化学関連の老朽化設備更新需要、中国や東南アジアを中心とするアジアでの新規設備需要を取り込む構えだ。
併せて、今期の年間配当は前期比6円増の30円に増配する方針としたことも評価材料となった。
株探ニュース