【今週読まれた記事】アフターコロナの新地平に垣間見えた“AI関連”大相場
株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は4月18日から24日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。
24日から3月期決算発表の集中期間が始まりました。例年、多くの決算と業績予想の発表からサプライズが飛び出し、その銘柄は株価の居所を大きく変えるといった光景を目にする時期です。しかし今回、最も注目されているのはやはり第4四半期(1-3月)、新型コロナウイルスが業績にどのように影響したかという点でしょう。
注目されているのは数字に限りません。発表が延期となったり、決算は発表するが今期の業績予想は非開示とするなど、“発表の動向”も株価に影響すると考えられます。株探では21日、「非常事態下の『3月期決算』、いま押さえておくべき要注目ポイントは <株探トップ特集>」を配信し、今回の決算発表が例年とどのように異なるのかを整理しました。相場への影響が大きいとみられる銘柄の動向や、業種による違いなども重要です。この記事をご覧になってから決算発表をチェックされることをお勧めします。
3月期決算発表の“前哨戦”となる、2月期決算から業績好調の企業を特集した「自粛経済下でも『最高益』予想、2月期決算企業の“自信”を見よ <株探トップ特集>」では、半数近くの企業が今期業績予想を未定とし、しっかりと会社予想を示した企業は「不透明感が後退」とポジティブな評価を受けていることに触れています。本特集は、そのなかでも前期、今期と連続最高益を見込む7社をピックアップ。多くの方に読まれアクセスランキングトップ10入りとなりました。
2月期決算企業の特集では「逆風の中で光る、21年2月期に強気見通しの25社リストアップ <成長株特集>」も、週半ばの配信にもかかわらず上位ランキング入りの人気となりました。そのほかのスクリーニング記事もアクセスが増加傾向にあり、いよいよ“決算モード”に突入という空気となっています。どの記事もお見逃しなく。
好業績の中小型株、20年3月期【上振れ期待】候補〔第1弾〕 <成長株特集>
好業績の中小型株、20年3月期【上振れ期待】候補〔第2弾〕 <成長株特集>
まだ間に合う、4月配当【高利回り】ベスト30 <割安株特集>
【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 4月22日版
5万円以下で買える、高ROE&好業績 20社選出【東証1部】編 <割安株特集>
5万円以下で買える、高ROE&好業績 16社選出【2部・新興】編 <割安株特集>
株探では24日から5月15日までの決算発表集中期間、通常配信している【サプライズ決算】を16時に<速報>、18時に<続報>の2本配信します。また、株探プレミアム会員向けには『サプライズ決算』を“超速報”として、15時10分と15時40分に配信します。引け後の材料をまとめてチェックできる定番人気記事「明日の好悪材料」と共にぜひ投資の参考にお役立てください。
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (4月17日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (4月20日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (4月21日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (4月22日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (4月23日発表分)
2月下旬に端を発した“コロナショック”から約2ヵ月が経過しました。新型コロナ関連一色だった物色対象も徐々に広がりを見せています。“アフターコロナ”という言葉も聞かれ始め、市場はコロナ終息後の世界に視線を移しつつあります。顕著なのは“人工知能(AI)”関連への投資資金の流入。「遅かれ早かれインキュベーションビジネスの市場に喧騒は戻ってくる。目玉となるのはやはりAI分野だ。IT企業に限らず、業界の垣根を超えて世界中の大資本がAI分野での主導権争いに精力を注いでいる」と指摘し、中期スタンスで株価水準訂正が期待される銘柄を挙げた「『AI関連』新たなる地平、大相場の可能性秘める銘柄をロックオン <株探トップ特集>」が今週のランキングトップを獲得しました。
アフターコロナを見据えた物色が始まっているとはいえ、今週も新型コロナウイルス対策関連に人気が集中したことには変わりありません。先週トップに輝いた「コロナ戦乱相場で買われる株、我が道を突き進む『驚速5銘柄』 <株探トップ特集>」は2週連続のランキング入りを果たし、以下の記事も上位入りとなっています。新型コロナが物色テーマの中心を退くのはまだまだ先のようです。
「テレワーク」が1位にランク、大手企業で浸透も中小企業に課題<注目テーマ>
「マイナンバー」が17位にランク、10万円の現金給付のオンライン申請に絡み最脚光<注目テーマ>
「人工知能」関連が7位、アフターコロナの世界で再脚光<注目テーマ>
ソーシャルディスタンス“長期戦”、「健康管理」支援企業に脚光 <株探トップ特集>
アフター“コロナ”と食料争奪戦の世界、急浮上「農業関連株」を追う <株探トップ特集>
裸売りにサヨナラ、“食品包装”需要急増の向かう先 <株探トップ特集>
全体相場はどのような見通しでしょうか。人気相場コラム「【杉村富生の短期相場観測】 ─基本的に、好悪材料の綱引き相場の展開!」の杉村氏は、GDPが大恐慌以来の落ち込みになると予想されるなか、「それが2カ月足らずの短期間に収束するとは考えにくい。“後遺症”が残るだろう」と指摘。「この局面ではいたずらに強気にならず、銘柄を絞り込み、小玉による小すくい作戦の実践」を提唱しています。
「【植木靖男の相場展望】 ─ 戻り相場の終着地点を試算する」の植木氏は、「景気の大底は第2、第3四半期とみられる。株価はこの間に二番底を入れることになろう」と想定した上で、目先は日柄から逆算して「大ざっぱにいえば、2万円から2万1000円の間ということになるが、はたしてどうか」との見立てです。両記事をはじめ、相場コラムは今週も多くの方に読まれました。今後の予想にぜひお役立てください。
【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 輝きを増す“明けの明星銘柄”!
富田隆弥の【CHART CLUB】 「三角保ち合い煮詰める日経平均」
“株探プレミアム”専用記事は今週も必読の2記事を配信。1記事目は智剣・OskarグループCEO兼主席ストラテジストの大川智宏氏による「日本株・数字で徹底診断!」第39回となる「『ものすごい優良銘柄』、高勝率・お手頃・持続力の三拍子で波乱をかわす」。“ものすごい”の名に恥じない超優良銘柄をクオンツと呼ばれる数学的分析手法で抽出します。3ページ目にはその銘柄リストも掲載。この記事はプレミアム専用にもかかわらずトップ15位以内に入る快挙となりました。
2記事目は、全4回にわたって「新高値ブレイク投資術」を考案した個人投資家“DUKE。さん”に大波乱相場の乗り切り方を聞いた「すご腕投資家・DUKE。さんに聞く『コロナ相場を乗り切る技』-第2回」。DUKE。さんも今回の暴落相場がこのまま終わるとは考えておらず、「強気でガンガン買うには時期尚早」との見解を示しています。では、いつ強気になれば良いのでしょうか。その答えとなるのが上昇トレンド転換のサインとなる「フォロースルー日」という考え方。本記事でその詳細を明かします。両記事とも、プレミアム非会員の方も1ページ目が無料でお読みいただけます。ぜひご覧ください。
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テクニカルアナリストの横山利香さんによる「株探」の世界を隈なく探索するための実践ガイド第19回「ゼロから始める「株探」の歩き方 ― (19) 材料銘柄は日々の情報収集の積み重ねがキモ!」が配信されました。丁寧な解説と豊富な図で「株探」をわかりやすく案内してくれる人気記事です。今回は「株価注意報」のコンテンツから、注目の銘柄を探す方法をレクチャー。“時価総額”や“上場市場”での絞り込みやポップアップ機能の解説など、痒いところに手が届く便利機能を紹介します。この連載を読んでぜひ“株の達人”を目指してください。
その日一日の株式市場を総括し、翌日の戦略を指南する「明日の株式相場戦略」。今週は、日経平均が228円安と反落するも、東証1部の値上がり数は値下がりを上回っており、小型株・直近IPO銘柄に資金が激しく流入したことを指摘した、20日の「明日の株式相場戦略=勝利の要諦は戦う場所にあり」がランキングトップ10入りの人気となりました。一日の流れを整理するのにも大変有効な記事です。ぜひご活用ください。
明日の株式相場戦略=半導体株の行方に関心、米インテル決算など注目
来週の株式相場戦略=決算発表本格化へ、「緊急事態宣言」の行方も注目
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