【今週読まれた記事】好決算・上方修正ラッシュ! 人気トップ3を“独占”
株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は11月14日から20日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。
日経平均株価は17日に29年半ぶりとなる2万6000円台を突破。その後は3日続落となり、2万5527円で今週の取引を終えました。新型コロナウイルスのワクチン開発期待に乗って上げ幅を広げた株式市場ですが、週後半からは失速したようにもうかがえます。今後の展開を識者はどのように見ているのでしょうか。
松井証券シニアマーケットアナリストの窪田朋一郎氏は、16日配信の<相場観特集>で、「総じて7-9月期の回復基調が確認されたことで市場のセンチメントは強い」「日経平均の向こう1ヵ月のレンジは下値2万4500円から上値は2万7200円のゾーンを想定している」と、2万7000円台突破もあると予想。ただ、米長期金利の上昇を波乱要因として注意する必要があると述べています。
米長期金利については人気相場コラム「【植木靖男の相場展望】 ─ 3つのシナリオを念頭に」の植木氏も「米長期金利が1%台に乗せるようであれば景気敏感株が台頭するように思われる」と言及。想定される状況に応じた物色対象を予想して多くのアクセスを獲得、ランキング上位入りとなりました。
そのほか「サイコロジカルラインをみると昨年、一昨年と11勝1敗があり、3年前の秋には16連騰で12勝0敗を5日間続けたこともある」と、近年の秋相場は連騰する傾向があることを指摘した「富田隆弥の【CHART CLUB】 『強い上放れ相場』」など、相場コラムは今週もすべて上位ランキング入りとなっています。
【杉村富生の短期相場観測】 ─ 日経平均株価、NYダウともに6割の急騰!
【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 株式市場を染め上げる経済再生の波
武者陵司「投機性強まるNY株式、裏腹に日本株式は安全地帯に」
大谷正之氏【日経平均上昇加速が語るもの、ここからの展望は】(1) <相場観特集>
窪田朋一郎氏【日経平均上昇加速が語るもの、ここからの展望は】(2) <相場観特集>
3月期決算企業の第2四半期決算発表が一巡しました。今回の発表では業績上方修正が続出、コロナ禍からの経済回復基調を鮮明にしました。「上方修正ラッシュの中で輝き放つ、『先高期待の割安7銘柄』厳選リスト <株探トップ特集>」は、そのなかでも特に株価指標面で割安感の強い銘柄にスポットを当て7銘柄を厳選。多くの支持を集め今週のアクセスランキング首位に輝きました。
2位には「利益成長【青天井】銘柄リスト〔第2弾〕 26社選出 <成長株特集>」がランクイン。7-9月期の経常利益が全四半期ベースの過去最高を5%以上超え、かつ通期も過去最高見通しを発表した“利益青天井”銘柄をリストアップしました。
更に3位には、決算発表で業績好調が確認され、なおかつ今後の成長シナリオを分かりやすく内包する“好決算テーマ株”を5銘柄選出した「“新型コロナの逆風”振り切る突破力『好決算テーマ株精選5』 <株探トップ特集>」がランクイン。好決算をテーマにした記事がトップ3を独占する結果となりました。そのほか以下の記事も上位ランキング入りとなっています。銘柄選択の参考にご覧ください。
20年7-9月期【利益倍増】企業はこれだ!〔第1弾〕 26社選出 <成長株特集>
収益回復に期待高まる、7-9月期【増収増益】リスト <成長株特集> 11月13日版
10万円以下で買える、増益増収&低PBR 20社 【東証1部】編 <割安株特集>
10万円以下で買える、増益増収&低PBR 14社 【2部・新興】編 <割安株特集>
【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 11月18日版
投資テーマ関連では、米大統領選で勝利したバイデン氏が政策に掲げていることで関心が高まっている“再生可能エネルギー”関連における国内最新事情を取り上げた「『日本版グリーンニューディール』急浮上、再生エネ関連株巡る新潮流に乗れ! <株探トップ特集>」がトップ10入り。また、「人気テーマ【ベスト30】」を元に投資家の関心が高まっているテーマを解説する<注目テーマ>記事も多くのアクセスを集めています。決算発表を通過し、改めて有望テーマに乗って高成長の未来が描ける銘柄を発掘する動きが活発化しています。どの記事もお見逃しなく。
「レベル3」実用化で急展開、加速する「自動運転」有望株徹底リサーチ <株探トップ特集>
ポストコロナ時代担うECの新たな形、ライブコマース関連に熱い視線 <株探トップ特集>
「サイバーセキュリティ」が11位にランク、不正アクセス相次ぎ重要性を再認識<注目テーマ>
「冷凍冷蔵設備」が8位、ワクチン保管で保冷庫需要の増加に思惑<注目テーマ>
「コロナウイルス」が5位、感染者急増とワクチン開発期待の綱引き<注目テーマ>
「全固体電池」が8位、バイデン新政権でEV向け次世代電池に再脚光<注目テーマ>
株探プレミアム専用コラムは、今週3記事を配信。1記事目はファイナンシャルプランナーの清水香氏による「それって常識? 人生100年マネーの作り方」第17回、「コロナで減収、住宅ローンの返済問題でこの12月から始まる特則とは」。新型コロナウイルスの影響で、住宅ローンの返済が苦しくなっている方が増えているようです。賃貸住まいの場合でも持ち家の場合でも、まずは返済先に相談するべきですが、持ち家の場合は住み替えが容易にはできませんし、ローンの条件変更をすると返済の総額は膨らむことになります。今回の記事では、12月から始まる“被災ローン減免制度の新型コロナ特則”を紹介。デメリットの多い破産に比べ生活再建の計画も立てやすく、非常時のために覚えておいて決して損はない情報です。
2記事目はマネックス証券・執行役員チーフアナリストの大槻奈那氏による「だからあなたは損をする~心理バイアスの罠にはまらない技」第10回「低位株ほど上値余地は大きい? ⇒ 名目株価のイリュージョン効果」。みなさんは株価が100円の銘柄と、1000円の銘柄ではどちらが上昇しやすいと予想しますか? 大槻氏は、人は心理的に「低位の株の方が高く上がるんじゃないかという予想」を立てる傾向があると指摘します。これは「名目株価のイリュージョン」と呼ばれ、プロの証券アナリストでさえも低位株に対しては強気の予想を立ててしまう傾向があるようです。記事ではこの心理を逆手に取った銘柄選出手法を紹介。みなさんの銘柄選びに役立つこと間違いなしでしょう。プレミアム未加入の方も1ページ目が無料でお読みいただけます。
3記事目は「目指せ億トレ、頑張り投資家さんの稼ぎ技 IPPOさんの場合」の第2回「『地味なようでイケてる』『イカすようで地雷』、見た目より中身の勝ち技」。IPPOさん(ハンドルネーム)は投資を本格的に開始してからまだ5年と経験は浅いものの、今年のコロナ禍にはIPO(新規株式公開)投資で資産を3.5倍に膨らますことに成功した勢いのある投資家さんです。お待ちかねの第2回では、そんなIPPOさんが何を基準にして攻める銘柄を判断しているのか、その見極め手法について掘り下げました。「過熱スルー」を基本にしているIPPOさんでも、市場の需要が強ければ超人気銘柄も触るとのこと。ただし、とある地雷に注意が必要……! 更に2ページ目以降にはIPOが極端に減ったコロナ禍でIPPOさんがうまく波に乗ることができた“地味&超人気銘柄”についても紹介しています。
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引け後の材料をまとめてチェックできる株探の定番人気記事「【明日の好悪材料】」と「本日の【サプライズ決算】」。今週もすべて上位ランキング入りする人気となっています。【明日の好悪材料】を題材にした株探プレミアム専用コラム「和島英樹の『明日の好悪材料Next』~第25回 スマホ、日米インフラ投資関連で好決算、苦戦の百貨店にも光明が」も大好評連載中です。
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