「ポストコロナ」が8位、新型コロナ感染拡大はピークアウトの様相<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「ポストコロナ(アフターコロナ)」が8位にランクしている。
各都道府県などが毎日発表している新型コロナウイルスの新規感染者数は、2月上旬~中旬にピークアウトしたとみられる。足もとで首都圏や近畿圏では高止まりとなっているものの、地方では収束に向かいつつあるところも散見されてきた。
政府は18日、新型コロナ対応のまん延防止等重点措置が適用されている北海道など17道府県の期限を2週間後の3月6日まで延長することを決めたが、沖縄県など5県は20日で解除された。この解除された5県で感染再拡大がなければ、他の都道府県での追加解除や、経済再開期待が高まる可能性がある。また、ワクチンの3回接種者が増えるにつれ、投資家の目線が「ポストコロナ」にシフトしていくと考えられる。
関連銘柄としては日本航空<9201>、ANAホールディングス<9202>といった空運株やJR東日本<9020>をはじめとする鉄道各社、共立メンテナンス<9616>などホテル運営の各社が挙げられる。また、ラウンドワン<4680>、コシダカホールディングス<2157>など屋内型の遊戯施設やカラオケ店、フィットネスジム(クラブ)は新型コロナの感染拡大で客足が落ち、業績への悪影響が大きかったため、戻りが期待できる。このほか、エスクリ<2196>、ブラス<2424>といったウェディング事業を手がける企業や、ぴあ<4337>、アミューズ<4301>、エイベックス<7860>などのイベント、コンサート関連の銘柄もリバウンドが見込めそうだ。