「ロボット」が15位にランクイン、AI実装で人間と共生の時代へ<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「ロボット」が15位となっている。
今月19日に中国の北京市内で「第2回人型ロボットハーフマラソン大会」が開催されたが、これは「人間とロボットの共生」をテーマとして掲げており、数千人規模の市民が同時参加しロボットと一緒に走るユニークな企画で世界的にも注目を呼んだ。1位となったロボットは、50分26秒で完走し、これまで人間が打ち立てた世界最高記録57分20秒を7分近くも短縮した。「AIとロボティクスの融合が次のAI革命のステージ」というのがビッグテックのコンセンサスとしてある。エヌビディア<NVDA>のジェンスン・ファンCEOが、このロボティクス(及び自動運転技術)がAIと融合する概念を、フィジカルAIとして公に知らしめ、昨年12月に同分野でファナック<6954>と戦略的提携を行ったのは周知の通りである。
日本ではソフトバンクグループ<9984>の孫正義会長兼社長がフィジカルAI分野こそ次の重点投資対象として強く主張している。エヌビディアなどが主導して構築したインフラを舞台に、ソフトバンクGはプレーヤーとして縦横無尽に活躍しようという経営戦略がそこにはある。今月12日にはソフトバンク<9434>とNEC<6701>、ホンダ<7267>、ソニーグループ<6758>の4社が中核となり、国産AI開発を目的とした新会社を設立したことが報じられた。産業ロボット大国でもある日本は、担保されたその高度な技術力を駆使し、AIとロボティクスを連携させて付加価値を生み出すことにおいては世界をリードする立場にあるといっても過言ではない。
株式市場でも関連銘柄に熱視線が注がれている。ファナックをはじめ大型主力株では安川電機<6506>、ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>、ナブテスコ<6268>などが挙げられ、このほか中小型株も菊池製作所<3444>などが急速人気化し、物色対象の裾野が漸次広がっていく流れにある。