話題株ピックアップ【夕刊】(3):アスタリスク、アサヒエイト、イボキン
■アスタリスク <6522> 1,336円 +300 円 (+29.0%) ストップ高 本日終値
アスタリスク<6522>がストップ高。午後2時30分ごろに、顔認証プラットフォーム「AsReader GoMA」(以下「GoMA」)が西鉄ストア(福岡県筑紫野市)全店舗及び拠点で採用されたと発表しており、これを好感した買いが入った。アスタリスクでは、今回の採用を受けて顔認証ビジネスが「単発の導入」から「ハードウェアを軸としたサブスクリプション型サービスプラットフォーム」へと進化を遂げたとしており、今後は西鉄ストアでの運用実績をモデルケースとして、国内外のチェーン展開企業への営業攻勢を強めるとしている。なお、本件による26年8月期業績に与える影響は精査中としている。
■アサヒエイト <5341> 378円 +80 円 (+26.9%) ストップ高 本日終値
ASAHI EITOホールディングス<5341>がストップ高に買われ年初来高値を更新した。20日の取引終了後、新たな挑戦と位置づけるヘリウム、ネオンなどの「希ガス」事業に関して、時価総額数兆円規模の上場企業の100%子会社であるエンドユーザー及び新たな国内高圧ガス販売会社と貿易事業に向けた協業の検討を開始したと発表しており、これを好感した買いが入った。同社は4月2日にも東京都の時価総額1000億円規模の上場企業と貿易に関する協業について検討を開始したと発表したが、今回の協業検討は別途の具体的な取り組みとなる。機密保持のため、先方の会社名や希ガスの具体的な商品名は非開示。なお、同件が26年11月期業績へ与える影響は軽微としている。
■イボキン <5699> 2,132円 +400 円 (+23.1%) ストップ高 本日終値
イボキン<5699>がストップ高まで買われ、年初来高値を更新した。同社はきょう、三井物産<8031>と金属スクラップの安定供給システム構築に向けて覚書(MOU)を締結し、協業を開始したと発表。これが材料視されているようだ。これは資源循環型社会や脱炭素社会の実現に加え、資源安全保障の観点からも「再生資源の高度利用」に注目が集まっていることが背景。両社の知見を融合することで、社会インパクトの大きい取り組みを実現させるとしている。
■リファバスG <7375> 2,262円 +400 円 (+21.5%) ストップ高 本日終値
リファインバースグループ<7375>がストップ高。日本経済新聞電子版が20日に「政府は重要鉱物やプラスチックなどのリサイクルを強化するため、2030年までに施設整備や技術開発向けに官民で1兆円を投資する方針だ」と報じた。これを受け、プラスチックのリサイクルに絡む銘柄群に物色が広がっており、再生素材メーカーのリファバスGにも買いが向かったようだ。関連銘柄に位置づけられるものではこのほか、廃棄物リサイクル大手のアミタホールディングス<2195>、合成樹脂メーカーのフクビ化学工業<7871>、プラスチック加工機専業のプラコー<6347>、傘下で廃プラスチックのリサイクルを手掛けるサニックスホールディングス<4651>も急動意した。
■日進工具 <6157> 966円 +144 円 (+17.5%) 本日終値
日進工具<6157>は急騰。切削工具の製造・販売を手掛けるが、超硬小径エンドミルに特化して高度な技術力を商品競争力に反映している。足もとの業績も会社側の想定を上回って好調。20日取引終了後に26年3月期業績の上方修正を発表、売上高は従来予想の91億4000万円から94億9400万円(前の期比1%増)、営業利益は13億1000万円から19億5900万円(同11%増)に増額した。これを受けて上値を見込んだ投資マネーが集中した。営業利益は大幅減益見通しから2ケタの利益成長見通しに変わったことでポジティブサプライズとなった。AIデータセンター分野が活況で半導体向けが大きく伸び全体収益を押し上げた。また、トップライン増加に伴うスケールメリットを享受し、利益採算が向上したことも営業利益が一変した背景となっている。
■ユーピーアール <7065> 1,045円 +150 円 (+16.8%) ストップ高 本日終値
ユーピーアール<7065>が急騰、マドを開けての大陽線でフシ目の4ケタ大台を回復し、底値ゾーンからの大勢トレンド転換を示唆する動きとなった。物流機器のレンタル及び販売を手掛けるが、AI画像認識技術などを使った遠隔監視ソリューションなど、物流DXで実力を遺憾なく発揮している。アシストスーツ事業などにも展開している。「フィジカルAIで人間との協働がイメージできるのは差し当たって物流関連分野、次は介護分野」(中堅証券ストラテジスト)という見方もあり、同社株はその流れに乗る。26年8月期は営業利益が前期比2.7倍の7億6000万円予想と急拡大が見込まれ、PER・PBR・配当利回りからみてバリュエーションの割安さも際立つ。
■あんしん保証 <7183> 190円 +17 円 (+9.8%) 本日終値
あんしん保証<7183>が大幅反発。20日の取引終了後に、集計中の26年3月期単独業績について、営業収益が従来予想の60億9500万円から61億6200万円(前の期比14.6%増)へ、営業利益が1億2000万円から2億6300万円(同4.5倍)へ、純利益が1億6900万円から2億9200万円(同3.3倍)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感された。契約件数が堅調に増加したことに加えて、人件費が想定を下回ったことが要因。また、回収体制の効率化により法的回収に係る費用が抑制された一方、償却済債権に対する回収金が計画を上回ったことなども寄与した。
■jig.jp <5244> 266円 +22 円 (+9.0%) 本日終値
jig.jp<5244>は大幅高で3日続伸し年初来高値を更新した。20日の取引終了後に、マッチングアプリ「バチェラーデート」の開発・運営を行うバチェラーデート(東京都品川区)の全株式を5月11日付で取得し子会社化すると発表したことが好感された。新たな収益基盤を獲得することが狙いで、取得価額は34億8300万円。なお、27年3月期業績への影響は精査中としている。また同社は、20日にクラウドファンディングサービス「Makuake」で先行販売を開始したスマート眼鏡(ARグラス)「SABERA(サベラ)」について、販売開始から8時間で応援購入総額4500万円を突破したと発表。想定を上回る好調ぶりも好材料視された。
■アサカ理研 <5724> 3,360円 +165 円 (+5.2%) 本日終値
アサカ理研<5724>をはじめ、エンビプロ・ホールディングス<5698>、AREホールディングス<5857>、松田産業<7456>といった貴金属回収に絡む銘柄群が上昇した。日本経済新聞電子版は20日、「政府は重要鉱物やプラスチックなどのリサイクルを強化するため、2030年までに施設整備や技術開発向けに官民で1兆円を投資する方針だ」と報じた。記事によると、近くまとめる政府の循環経済行動計画に盛り込むとし、同計画は夏に公表予定の骨太の方針に反映するという。この報道を受け、関連銘柄に思惑的な物色が広がったようだ。
■テクミラ <3627> 294円 +14 円 (+5.0%) 本日終値
テクミラホールディングス<3627>は3日ぶりに大幅反発。20日の取引終了後、円建てステーブルコイン「JPYC」を発行・償還するJPYC(東京都千代田区)に対し追加出資を行ったと発表しており、好感した買いが集まった。テクミラはグループ会社のネオスにおいてプリペイド決済機能を実装したウォレットアプリを提供するサービスを展開。JPYCとの連携を強化することで、コンシューマー領域でのステーブルコインの利用環境の向上と市場拡大に貢献することを目指す。出資は2023年に設立したコーポレートベンチャーキャピタルを通じて実施しており、最初の出資は今年2月に行った。
●ストップ高銘柄
ウィルソンW <9610> 196円 +50 円 (+34.3%) ストップ高 本日終値
プラコー <6347> 361円 +80 円 (+28.5%) ストップ高 本日終値
津田駒工業 <6217> 1,375円 +300 円 (+27.9%) ストップ高 本日終値
成友興業 <9170> 4,400円 +700 円 (+18.9%) ストップ高 本日終値
Globee <5575> 943円 +150 円 (+18.9%) ストップ高 本日終値
など、15銘柄
●ストップ安銘柄
ユニチカ <3103> 3,045円 -700 円 (-18.7%) ストップ安 本日終値
シンワワイズ <2437> 457円 -100 円 (-18.0%) ストップ安 本日終値
以上、2銘柄
株探ニュース