「ドローン」が10位、防衛向けの展開シナリオで改めて思惑呼ぶ<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「ドローン」が10位となっている。
ドローンは空撮や点検・測量、物流(運搬)といったさまざまなシーンで活躍しているが、近年はAI技術と融合してそのレベルも際立って向上している。日本では産業DX(デジタルトランスフォーメーション)の位置付けで規制緩和の動きが加速しており、直近では6月初旬に国土交通省がドローンの多数機同時運航を安全に行うためのガイドラインを改定、1人の操縦者が同時運航する機体数の上限を撤廃するなど新たな動きが出ている。今回の改定はドローン分野における物流規制緩和の域を出て、空のインフラを支える管制型ビジネスへのバージョンアップに向けた第一歩となる可能性が指摘されている。
ただし、ドローンの開発や規制に関して日本は世界にかなり遅れている面は否めない。その最たる分野は防衛(軍事)利用である。これまで防衛分野でのドローン活用は極めて慎重な立場を維持してきた。その点で米国や中国、韓国、中東などの後塵を拝していることは確かだが、実際、日本はドローンと関連性の深いセンサー技術や精密加工技術、素材技術などで世界的にも屈指で、その優位性を主張できるポジションにある。いわゆる半導体分野における製造装置や材料メーカーと同様の切り口で、「ツルハシ銘柄」の宝庫だ。
今後、デュアルユース(軍民両用)分野で日本が頭角を現す公算は大きく、株式市場でもドローン関連株への注目度が高まりそうだ。関連銘柄としてはLiberaware<218A>、Terra Drone<278A>、ACSL<6232>、ブルーイノベーション<5597>などのドローン関連ベンチャーのほか、アイサンテクノロジー<4667>、フォーカスシステムズ<4662>、NJS<2325>、理経<8226>、川田テクノロジーズ<3443>などが挙げられる。また、大手では三菱重工業<7011>やNEC<6701>などの防衛関連の主力銘柄や、センサー技術でキーエンス<6861>、ソニーグループ<6758>、ドローン航路の通信など評価環境を整えるアンリツ<6754>などにも活躍素地がある。