「SaaS」が19位にランクイン、米セールスフォース好決算で見直し機運高まる<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「SaaS」が19位にランクインしている。
現地時間26日にセールスフォース<CRM>が決算を発表。第2四半期(5~7月)の売上高が前年同期比10.8%増の113億4500万ドルとなり、市場予想を上回った。主力のサブスクリプション(継続課金型)サービス収入が堅調。あわせて通期の売上高予想を引き上げた。また同時に、米アンソロピックとの提携拡大も発表し、生成AIモデル「クロード」を組み込んだ「クロードフォース」も発表した。
アンソロピックが「クロードコワーク」を1月に公開したことをきっかけに、AIがSaaSに取って代わるとの思惑からSaaS関連株が低迷する、いわゆる「アンソロピックショック」が起こり、日本株にも波及した。非エンジニアでもオリジナルの業務アプリを作れるようになるため、SaaSが不要になるとの見方が広まったことがその背景にある。これらは、24年ごろから言われ始めた「SaaSの死」を現実にするものとして、SaaS関連企業の存在そのものへの懸念へとつながり、セールスフォース株はその影響を最も受けた銘柄の一つとも言われている。
今回発表の決算でも、市場にはセールスフォースが27年1月期後半の成長見通しを撤回するのではないかという事前の懸念もあったが、ふたを開けてみるとAIによる代替の明確な証拠はみられなかった。むしろAI関連製品群の拡充が28年1月期の収益を押し上げる可能性があるとの見方も広がっており、SaaS関連株の見直しにつながっている。
東京株式市場でも27日に「セールスフォース」の導入・運用で豊富な支援実績を有するサークレイス<5029>が急伸。マネーフォワード<3994>、フリー<4478>など他のSaaS関連にも高いものが目立った。今日も全般相場が堅調ななか、SaaS関連銘柄にも値上がりする銘柄が多く、ラクス<3923>、Sansan<4443>などが高い。