【↑】日経平均 大引け| 続伸、AI・半導体関連が引き続き買われる (10月28日)
日経平均株価
始値 63738.98
高値 64308.71
安値 63660.30
大引け 63954.19(前日比 +685.82 、 +1.08% )
売買高 23億8210万株 (東証プライム概算)
売買代金 8兆742億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は続伸、一時6万4000円台で推移する場面も
2.米株市場ではSOX指数が大幅高、半導体株の戻り後押し
3.SKハイニックス好決算、韓国KOSPIの急騰も追い風に
4.キオクシアは13%超の大幅高、市場センチメントが改善
5.AI関連に人気が集中、全体では7割の銘柄が値を下げる
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比15ドル高と小幅に続伸した。半導体など人工知能(AI)関連銘柄の一角が買われ指数を下支えした。
東京市場では、前日に続きAI・半導体関連株への買いが優勢となり、日経平均株価は一時6万4000円台を回復する場面があった。
28日の東京市場は、半導体セクターをはじめAI周辺の主力銘柄への買いが顕著となり、日経平均を押し上げた。前日の欧米株市場で半導体関連株が買われた流れを引き継いでリスク選好ムードが強い。米国ではフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が大幅高となり、東京市場でも投資家のセンチメントを強気に傾けた。韓国KOSPIが急騰したことも追い風となっているが、これは韓国SKハイニックス<SKHY>がこの日発表した26年7~9月期決算が好調を極め、大きく買われたことが背景にある。ただ、物色対象はAI関連株に集中している。TOPIXは小幅マイナス圏で着地したが、個別株をみると値下がり銘柄数が1000を上回り、プライム市場全体の7割の銘柄が下落するいびつな地合いとなっている。なお、売買代金は膨らみ、前週末以来3日ぶりに8兆円台に乗せた。
個別では、断トツの売買代金をこなしたキオクシアホールディングス<285A>が13%を超える急騰を演じたほか、アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>、ディスコ<6146>など半導体製造装置関連が買われ、太陽誘電<6976>、イビデン<4062>も値を飛ばした。信越化学工業<4063>、ルネサスエレクトロニクス<6723>なども高い。JX金属<5016>も上昇した。さくらインターネット<3778>、MARUWA<5344>はいずれもストップ高に買われた。シマノ<7309>、アンリツ<6754>などの上げも目立った。
半面、ソニーグループ<6758>、任天堂<7974>は売りが優勢だった。トヨタ自動車<7203>が軟調、キヤノン<7751>も安く、カプコン<9697>は急落した。コナミグループ<9766>の下げも目立つ。トーメンデバイス<2737>が値下がり率トップに売り込まれ、山崎製パン<2212>も大幅安。サッポロビール<2501>、キリンホールディングス<2503>なども下値を探った。キッコーマン<2801>も下落した。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はアドテスト <6857>、東エレク <8035>、SBG <9984>、キオクシア <285A>、イビデン <4062>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約828円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄はコナミG <9766>、日東電 <6988>、バンナムHD <7832>、KDDI <9433>、ファストリ <9983>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約159円。
東証33業種のうち上昇は10業種。上昇率の上位5業種は(1)ガラス・土石、(2)非鉄金属、(3)電気機器、(4)機械、(5)化学。一方、下落率の上位5業種は(1)保険業、(2)食料品、(3)石油・石炭、(4)水産・農林業、(5)ゴム製品。
■個別材料株
△ハートシード <219A> [東証G]
「HS-005」の企業治験で第1例目投与実施。
△さくらネット <3778> [東証P]
27年3月期業績予想を上方修正。
△マクアケ <4479> [東証G]
7-9月期大幅営業増益を評価。
△MARUWA <5344> [東証P]
27年3月期営業利益予想を上方修正。
△日鋳造 <5609> [東証S]
4-9月期営業利益は前年同期比7.7倍に。
△日ギア <6356> [東証S]
上期営業利益61%増へ上方修正。
△山洋電 <6516> [東証P]
今期最終を18%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も30円増額。
△エヌエフHD <6864> [東証S]
上期経常を37%上方修正。
△シマノ <7309> [東証P]
今期経常を11%上方修正。
△東リ <7971> [東証S]
今期経常を一転5%増益に上方修正・最高益、配当も2円増額。
▼セキュアヴェ <3042> [東証S]
東証が信用規制の臨時措置を実施。
▼北里 <368A> [東証P]
直近の7-9月期営業益が5%減。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)さくらネット <3778>、(2)MARUWA <5344>、(3)キオクシア <285A>、(4)TOWA <6315>、(5)フルヤ金属 <7826>、(6)イビデン <4062>、(7)東応化 <4186>、(8)ユニオンツル <6278>、(9)ローツェ <6323>、(10)ルネサス <6723>。
値下がり率上位10傑は(1)トーメンデバ <2737>、(2)カプコン <9697>、(3)北里 <368A>、(4)バロック <3548>、(5)日車両 <7102>、(6)山パン <2212>、(7)コナミG <9766>、(8)キヤノン <7751>、(9)日東電 <6988>、(10)タカラトミー <7867>。
【大引け】
日経平均は前日比685.82円(1.08%)高の6万3954.19円。TOPIXは前日比5.66(0.14%)安の3991.71。出来高は概算で23億8210万株。東証プライムの値上がり銘柄数は432、値下がり銘柄数は1096となった。東証グロース250指数は797.98ポイント(13.76ポイント高)。
[2026年10月28日]
株探ニュース