ニデックが急落、有報提出も監査法人「意見不表明」で上場廃止リスク意識
ニデック<6594>が急落。年初来安値を更新した。30日の取引終了後、関東財務局に対し26年3月期の有価証券報告書を提出した。ただし、監査法人は「意見不表明」とした。上場廃止リスクが高まったとの懸念が強まり、処分売りが膨らんでいる。
監査法人のPwCジャパンは、不適切な会計処理を受けた人事的な是正措置が行われているものの、一部は完了しておらず、結果として不正に関与していた役職員の一部が「会社及びグループ会社の財務報告プロセスにおいて責任ある立場を担当している」などと指摘。意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手することができなかったとしている。
ニデックは発表が遅れていた26年3月期の連結決算を開示した。売上高は2兆7087億500万円(前の期比3.9%増)、最終損益は5646億2400万円の赤字(前の期は846億7200万円の黒字)だった。非金融資産の減損損失6321億3500万円を計上した。27年3月期の連結業績予想も公表した。売上高は2兆8000億円(前期比3.4%増)、最終損益は1000億円の黒字を計画する。
株探ニュース