ファナックが急反発、27年3月期2ケタ増益予想と自社株買い発表を好感
ファナック<6954>が急反発している。前週末24日の取引終了後に発表した27年3月期の連結業績予想で、売上高9096億円(前期比6.0%増)、営業利益2122億円(同15.5%増)、純利益1849億円(同11.0%増)と2ケタ増益を見込むことを好感した買いが入っている。FA、ロボット、ロボマシンの各部門において、さまざまな分野で堅調な需要が継続すると予想する。なお、想定為替レートは1ドル=150円、1ユーロ=170円としている。
26年3月期決算は、売上高8578億3100万円(前の期比7.6%増)、営業利益1837億6300万円(同15.7%増)、純利益1665億4300万円(同12.9%増)だった。FA部門でCNCシステムが、旺盛な外需が牽引役となった国内工作機械メーカーや、インドや設備投資に積極的な産業からの需要が旺盛だった中国で好調に推移。またロボット部門では中国のEV関連向けや一般産業向けが好調に推移した。
同時に、上限を1000万株(自己株式を除く発行済み株数の1.07%)、または500億円を上限とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視されている。取得期間は5月1日から来年4月30日まで。また、5月29日付で自社株11万1063株(消却前発行済み株数の0.01%)を消却するとあわせて発表した。
株探ニュース