「脱プラスチック」が15位にランクイン、「バーゼル条約」による規制強化で関心高まる<注目テーマ>

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2019年5月13日 12時21分

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みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「脱プラスチック」が15位にランキングされている。

スイスで開かれていたバーゼル条約の締約国会議で10日、有害廃棄物の国境を越えた移動を規制する対象に汚れた廃プラスチックが加えられた。これに伴い日本から海外に対する汚れた廃プラスチックの輸出は事実上、難しくなった。大手の飲料や外食チェーンでプラスチックストローの使用を廃止する動きが広がるなど、いまや脱プラスチックは世界的な潮流となっているが、世界各国でプラスチックのごみが増えるなか、リサイクル処理能力が追いつかず、海洋に投棄されていることが問題となっている。

脱プラに絡んでは、廃棄後に土や海水中などで分解され、水や二酸化炭素になる「生分解性プラスチック」が注目されている。三菱ケミカルホールディングス<4188>やカネカ<4118>、GSIクレオス<8101>、それに王子ホールディングス<3861>や日本製紙<3863>といった大手化学や紙パ関連企業が関連銘柄に挙げられている。また、産業廃棄物処理関連でダイセキ<9793>やタクマ<6013>、タケエイ<2151>、エンビプロ・ホールディングス<5698>、要興業<6566>なども注目されそうだ。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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