【今週読まれた記事】導き出された“最適解”、波乱に臨む王道戦略
株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は8月22日から28日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。
今週の日経平均株価は前週末比37円安の2万2882円となりました。25日には311円高となりコロナ・ショック後の高値を更新するなど、週末までは閑散相場ながらも先高期待が先行していた日本市場ですが、週末28日の14時頃に安倍首相が退陣の意向を固めたことが伝わると急落。大引けまでの1時間足らずの間に一時614円安をつけた後、326円安まで下げ渋る波乱の展開となりました。
2012年から続くアベノミクス相場の立役者である安倍首相の突然の退陣は株式市場にとって大きな転換点となる可能性があります。株探では28日、「緊急特集『アベノミクス相場』去りし後、辞意表明と600円急落の意味するもの <株探トップ特集>」を配信しました。急落があった場合の“買い場となる可能性”や次期総裁候補の“リスク要因”、更に総選挙の思惑など、株式市場に与える影響を徹底解説。この記事は週末の配信にもかかわらず多くのアクセスを集めました。
相場が動く予兆がある時、株式市場に長年携わってきた識者の意見はとても役立ちます。人気の相場コラムは今週も軒並み上位ランキング入り。この波乱をどう乗り切るか、ぜひ参考になさってください。
【杉村富生の短期相場観測】 ─ポストコロナをにらんだ動きが活発化する産業界!
【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 投資家の範であり続ける、老いて凄み増す“オマハの賢人”
【植木靖男の相場展望】 ─ いまは9月相場を占う大事なときか
富田隆弥の【CHART CLUB】 「期日向かい高値2万3338円」
植草一秀の「金融変動水先案内」 ―株価反発はいつまで続くか-
大谷正之氏【夏枯れ相場の行方、2万3000円台突破はなるか】 <相場観特集>
新型コロナウイルスが経済に与えた影響が極めて大きいことを改めて見せつけた4-6月期決算発表。しかし、株価はなかなか下がりません。世界的な金融緩和政策で湯水のごとく資金が流れ込み、個別株の予想はある意味難しい相場となっています。「では、個別株戦略としてはどのようなスタンスをとるべきか。今回の決算発表で導き出された答えは『強い株につく』ということだ」――今週のアクセスランキング1位を獲得した「究極の好業績材料株、大相場の第1ステージに立つ好望銘柄リスト <株探トップ特集>」は、コロナ禍にあって目をみはる業績を発表し、かつ材料性も併せ持つ“強い株につく”ことが王道にして最適解として5銘柄を厳選紹介。圧倒的なアクセス数で首位に輝きました。
続いて2位には「1Q決算『ロケットスタート』株! 飛び立った好業績ピックアップ <株探トップ特集>」がランクイン。3月期決算企業の第1四半期決算発表から“進捗率”が過去平均よりも際立って良い6銘柄をピックアップしました。新型コロナの影響が長期化するなか、これらはコロナ禍を追い風にできる銘柄ということであり、長期的にも有望といえます。
4-6月期業績が好調だった企業を特集した記事では「コロナ禍の4-6月期【利益倍増】企業はこれだ! <成長株特集>」が大きな注目を集めました。4-6月期の経常利益が前年同期比で“倍増”した銘柄にスポットを当てたこのシリーズは、第1弾~3弾まですべてが上位ランキング入りとなっています。
コロナ禍の4-6月期【利益倍増】企業はこれだ!〔第1弾〕 <成長株特集>
コロナ禍の4-6月期【利益倍増】企業はこれだ!〔第2弾〕 <成長株特集>
コロナ禍の4-6月期【利益倍増】企業はこれだ!〔第3弾〕 <成長株特集>
そのほか、16日に配信した「利益成長【青天井】銘柄リスト〔第3弾〕 12社選出 <成長株特集>」が2週連続の上位ランクイン。高利回りや「10万円以下で買える」の<割安株特集>も定番人気となっています。
10万円以下で買える、今期増益&低PER 17社【東証1部】編 <割安株特集>
10万円以下で買える、今期増益&低PER 22社【2部・新興】編 <割安株特集>
【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 8月26日版
投資テーマ関連では、リチウムイオン電池に代わる安全・大容量・大出力の次世代電池“全固体電池”開発の現在を取材した「成長エンジン始動、量産化加速の『全固体電池』関連株を追え <株探トップ特集>」が週半ばの配信にもかかわらず多くのアクセスを集めました。そのほか以下の記事もよく読まれています。銘柄選択の参考にご覧ください。
パワーアシストスーツで“3密回避” 新視点で需要拡大図る <株探トップ特集>
「サイバーセキュリティ」が5位、国内38社のVPN情報流出と報道<注目テーマ>
「1部昇格」レースに異変、東証市場改革で変わる株高構図 <株探トップ特集>
テクニカルアナリストの横山利香さんによる「株探」の世界を隈なく探索するための実践ガイド第27回「ゼロから始める「株探」の歩き方 ― (27)外国人投資家に選ばれそうな高収益企業を探そう」が配信されました。今回は外国人投資家が特に重視する指標「ROE」を使った銘柄選択についての解説です。横山さんは「私たち個人投資家は外国人投資家の手のひらの上で踊らされている脇役に過ぎず、彼らの売買動向に逆らえば儲けることすら難しい」と指摘しています。それだけ海外資本が巨大ということであり、彼らに追随することが一つの戦略になるということでもあります。この記事を読めば初心者の方でもROEの意味・調べ方がすぐにわかります。
株探プレミアム専用コラムは、今週2記事を配信。1記事目は新連載「目指せ億トレ、頑張り投資家さんの稼ぎ技 5年で資産10倍を実現した『支配者便乗の法則』」です。「すご腕投資家さん」シリーズの兄弟版となるこの連載では、“投資の経験はそれほど長くはないが、将来は「億トレ間違いなし!」と期待できるネオ「すご腕投資家」”を紹介します。第1弾は2016年から投資を開始し、約5年で資産10倍化している“レブルさん”。駆使するのはテクニカル分析で、レブルさんはこれを「文系型の投資法」と表現し、投資家の心理を読み解く手段だと捉えています。対してファンダメンタルズ分析は理系型の投資法とのこと。コロナショックをかなり早い段階で察知し撤退完了していたというレブルさんですが、その先見の明はどのようにして手に入れたのでしょうか。ぜひ本編をご覧ください。
2記事目は智剣・OskarグループCEO兼主席ストラテジストの大川智宏氏による「日本株・数字で徹底診断!」第47回となる「『3年9カ月後の未来』まで戻った相場、の割高・割安銘柄は?」。コロナ禍による経済へのダメージがいかほどのものであったか数字となって目に見え始めています。東証1部上場企業のEPS(1株当たり利益)は今期の予想でも6.4%の減益。しかし、“未来を織り込むもの”といわれる株式市場はコロナ・ショックから脱却したかのような足取りを見せています。仮に現在株価が“未来の織り込み”を完全に表しているとして、一体どれだけ先の未来を織り込んだものなのでしょうか。計算するとなんと「3年9ヵ月後」のようです。さて、この結果から個別株の現在株価が「割高」か「割安」かを計ってみるというのが、今回の投資アイデアです。3ページ目にはこのアイデアに基づいて抽出した銘柄リストが掲載されています。
株探プレミアム専用記事は、非会員の方も1ページ目が無料でお読みいただけます。また、株探プレミアムは初回登録時のみ30日間の“無料体験”ができます。まだお試しでない方はぜひ無料体験をお試しください。株価のリアルタイム化、通期業績の25期表示や「成長性」表示など、魅力的な機能が満載の株探プレミアム。詳細はリニューアルして見やすくなった「株探プレミアムのご紹介」ページをご覧ください。皆様のご加入をお待ちしております。
引け後の材料をまとめてチェックできる株探の定番人気記事「【明日の好悪材料】」と「本日の【サプライズ決算】」。今週もすべて上位ランキング入りする人気となっています。【明日の好悪材料】を題材にした株探プレミアム専用コラム「和島英樹の『明日の好悪材料Next』~第13回 決算発表一巡、オンライン診療や物流、AI関連などをフォーカス」も大好評連載中です。
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (8月21日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (8月24日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (8月25日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (8月26日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (8月27日発表分)
その日一日の株式市場を総括し翌日の戦略を指南する「明日の株式相場戦略」。今週は、「外資系ファンドと交流のあるストラテジストが『国内の政治リスクを海外マネーはあまり重視していない』と指摘したことに触れた、26日の「明日の株式相場戦略=全軍躍動のニューフェース株」が特に多くの方に読まれました。
明日の株式相場戦略=直近IPOの動向焦点、全体相場はGC示現で先高感も
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