【今週読まれた記事】3万円到達……これは“見せかけの株高”!?
株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は2月13日から19日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。
期待していたよりもずっと早く“その時”は訪れました。日経平均株価は週明け15日、ついに3万円台を突破。前週比497円高の3万0017円で今週の取引を終了しました。30年半ぶりの高みへ到達した日本株は今後どのようなチャートを描くのでしょうか。
「現在の日経平均株価は妥当な水準にあるといえる」と、一部でバブルと言われている株価水準は妥当との見解を示すのは、<相場観特集>で見通しを伺ったSBI証券投資調査部長の鈴木英之氏。目標達成感からの調整を挟みながら「今年前半というタームでみると一段の上昇余地はあるかもしれない」と、中期的に更なる高みを目指す可能性を指摘しています。
では、調整があるとすればどの程度のものが想定されるのでしょうか。「NYダウよりも日経平均の上昇ピッチが明らかに早い」と、日米の株価を比較して過熱感が際立っていることを懸念するのは、ブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏。「2万5000円前後への調整余地」「持ち株はキャッシュ化して冷静に押し目を待つ場面」と、かなりの深押しがあり得ることを警告しています。
今回の日経平均3万円到達は、大口の資金が一部値がさ株に集中しているために起こった“見せかけの株高”であり、相場の実態とかけ離れているという指摘もあります。先ごろ一巡した10-12月期決算発表では、経済は着実に回復していることは証明されています。個人投資家としては指数に踊らされずに臨むことで、堅実な投資が実を結ぶのではないでしょうか。
「株式投資で着実に利益を上げるには、特別な株才は必要ない」と豪語するのは、大人気相場コラム「【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ お宝銘柄が春を待つ『アフターコロナ関連』」の北浜氏。その方法を伝授し、更に注目のアフターコロナ関連からおすすめ銘柄を列挙して今週のアクセスランキング首位に輝きました。
「【杉村富生の短期相場観測】 ─ 株式投資は仕掛けのタイミングが“命”!」の杉村氏は「テーマ性(物色の流れ)には旬(はやり)、すたりがある」と、現在の物色傾向をまとめて「交互物色」を推奨。多くの方に読まれトップ10入りとなったほか、相場コラムは今週も多くの方に読まれすべての記事が上位にランクインしています。
【村瀬智一が斬る!深層マーケット】 ─ 物色の矛先は改めて業績に安心感のある銘柄へ
富田隆弥の【CHART CLUB】 「そろそろスピード調整か」
10-12月期決算発表の集中期間が終了しました。製造業を中心に回復傾向が顕著となり、通期見通しを上方修正する銘柄も続出しています。今週のランキング2位となった「利益成長【青天井】銘柄リスト 〔第2弾〕 33社選出 <成長株特集>」は、10-12月期に過去最高益を更新し、かつ今期も最高益を見込むという“超”好決算銘柄リストです。先週配信された〔第1弾〕、週半ばに配信された〔第3弾〕も揃ってランキング入りする大人気となりました。
利益成長【青天井】銘柄リスト 〔第1弾〕 30社選出 <成長株特集>
利益成長【青天井】銘柄リスト 〔第2弾〕 33社選出 <成長株特集>
利益成長【青天井】銘柄リスト 〔第3弾〕 24社選出 <成長株特集>
また、決算集中期間だけの特別配信となる、その日の決算発表から“増収増益”だけをリスト化した「コロナ禍の“復活度”に注目、10-12月期【増収増益】リスト <成長株特集> 2月15日版」のほか、高利回りや「10万円以下で買える」シリーズの<割安株特集>もよく読まれています。
【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 2月17日版
まだ間に合う、2月配当【高利回り】ベスト30 <割安株特集>
10万円以下で買える、増益増収&低PBR 26社 【東証1部】編 <割安株特集>
10万円以下で買える、増益増収&低PBR 18社 【2部・新興】編 <割安株特集>
投資テーマ関連では、注目を浴びている2つのテーマ「景気敏感株」と「半導体関連」両方の側面を持つ「化学株」の動向をリポートした「『景気敏感+半導体』、増額修正相次ぐ化学株に再評価の芽膨らむ <株探トップ特集>」がランキング5位に入る人気となりました。そのほか、国内でも新型コロナワクチンの投与が始まったことから、ワクチンやウィズコロナ・ポストコロナ関連の記事が多くの方に読まれています。銘柄選択の参考にご覧ください。
コロナ駆逐へ接種開始! 「ワクチン普及」で活躍必至の銘柄総ざらい <株探トップ特集>
任天堂、ソニーに続け、巣ごもり需要で世界ゲーム株高に乗る厳選5銘柄 <株探トップ特集>
感染を阻止せよ、ニーズ拡大「職場のウイルス対策」で脚光浴びる関連株 <株探トップ特集>
ワクチン接種スタートが号砲、「リベンジ消費」関連株を狙い撃て! <株探トップ特集>
「ポストコロナ」が10位、景気回復期待で海外資金流入<注目テーマ>
「フィンテック」が20位、仮想通貨やキャッシュレス、デジタル通貨など切り口多彩<注目テーマ>
「アンモニア」が7位にランク、脱炭素社会実現に向け30年300万トンの利用目指す<注目テーマ>
株探チャートに新たな機能が追加されました。告知記事がランキング入りしましたので、当欄でも紹介させていただきます。
「200日など長期移動平均線」および「RSI」「RCI」一挙新搭載のお知らせ
「200日移動平均線」は、長期のテクニカル分析をする上で非常に有用な指標であり、多くのユーザーから要望を頂いておりました。「RSI」「RCI」は株価の“買われ過ぎ、売られ過ぎ”を計る指標として人気があります。また、株探プレミアムユーザーは移動平均線の期間を自由に変更でき、独自の分析が可能になります。詳しくは上記告知記事をご覧ください。
株探プレミアム専用コラムは今週3記事を配信。1記事目はマネックス証券・執行役員チーフアナリストの大槻奈那氏による「だからあなたは損をする~心理バイアスの罠にはまらない技」第13回の「SNSの反響に群がるのは適者生存!? ⇒『エコー・チェンバー』現象」を配信。投資家の“心理バイアス”をテーマに、有望銘柄や相場動向について考察するこの記事では、米ゲームストップ株騒動の発端になったオンライン掲示板などのSNSにおける“エコー・チェンバー現象”を解説。大きな影響力を持つSNSがもたらす“心理傾向”を学ぶことは、熱狂のなかにあっても冷静な目線で相場に向き合う上で外せないポイントです。プレミアム未加入の方も1ページ目が無料でお読みいただけます。
2記事目はファイナンシャルプランナーの清水香氏による「それって常識? 人生100年マネーの作り方」の第23回「あなたの『GoTo』クーポン利用額は大丈夫? 目安は50万円と90万円 ~『コロナ禍の確定申告 その1』」。今回の記事はちょうど今週(2月16日)からスタートした“確定申告”がテーマです。去年から始まったGoTo関連のキャンペーンやクーポン等は、“一時所得”扱いとなり確定申告の必要が出てくる可能性があります。当記事ではコロナ関連以外にもある、一時所得となる給付金等のリストを掲載。ぜひ皆様の確定申告にお役立てください。
3記事目は元・証券ディーラー“たけぞうさん”に聞く、需給で考えるウィズコロナ相場~第3回、「3万円相場に焦るな、強いテーマの出遅れ株と米国株追っかけのコツコツ戦略で」。日経平均が30年半ぶりに3万円大台へと復帰しました。しかし、たけぞうさんは「どんな局面に置かれても、平常心を保つことがリターンを得るには欠かせません」と指摘します。今回の記事では“短期戦略”をテーマに、たけぞうさんが次に注目する“有望キーワード”や米国株を参考にした追っかけ投資戦術を紹介。「株探」を活用した“有力テーマの出遅れ株発見法”など、今日からでも使えるテクニックにも触れていますので、ぜひチェックをお願いいたします。
株探プレミアムは初回登録時のみ30日間の“無料体験”ができます。まだお試しでない方はぜひ無料体験をお試しください。株価のリアルタイム化、通期業績の25期表示や過去7年間の「記事閲覧機能」など、魅力的な機能が満載の株探プレミアム。詳細は「株探プレミアムのご紹介」ページをご覧ください。皆様のご加入をお待ちしております。
引け後の材料をまとめてチェックできる株探の定番記事「【明日の好悪材料】」と「本日の【サプライズ決算】」。上手に使えば大いなる時短となる株探の人気記事です。今週もすべての記事が上位ランクイン。また、【好悪材料】から注目の記事をピックアップし、更に独自の好悪材料を紹介する株探プレミアム専用記事「和島英樹の『明日の好悪材料Next』」第38回「31期ぶりの最高益更新など、通期業績の上方修正が相次ぐ」も大好評連載中です。
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (2月12日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (2月15日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (2月16日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (2月17日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (2月18日発表分)
株探ニュース