【今週読まれた記事】返り咲いた“最強” 復権の半導体関連に視線集中
株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は10月23日から29日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。
10月最終週の日経平均株価は前週末比87円高の2万8892円で取引を終了しました。今週は衆院選を31日に控えるなか、22年3月期第2四半期の決算発表が本格化しました。決算発表の前後に売買する“決算プレイ”はリスクが大きいうえ、選挙も自民党の楽勝という雰囲気はなく、獲得議席数によっては市場に波乱を呼ぶ可能性があります。そうした状況から積極的に動きにくい週だったといえます。
来週から11月相場に入り、衆院選の結果も出て方向性が見えやすくなるのではないでしょうか。＜相場観特集＞で見通しを伺った松井証券シニアマーケットアナリストの窪田朋一郎氏は、FRBは利上げに慎重な姿勢を続けると予想されることから「11月相場はボックス相場の往来とみている。日経平均のレンジは2万7000～3万円での推移が年内は続く」と予想しています。
大人気相場コラム「【北浜流一郎のズバリ株先見！】 ─乱高下相場における勝利の法則とは？」の北浜氏は、激しく上下動する相場への対処法を4点に絞って指南。投資ルールを明確化することで相場に振り回されず、利益にも損失にも動揺することがなくなります。この記事は大人気となり、アクセスランキングのトップ10入りとなりました。
このほか、相場コラムは以下のすべてが上位ランキング入りとなっています。どの記事もお見逃しなく。
【杉村富生の短期相場観測】 ─東京市場には極端（異常）な数値が出現！
【村瀬智一が斬る！深層マーケット】足元の業績に安心感ある銘柄に資金シフトか?!
富田隆弥の【CHART CLUB】 「"20日前後に調整"のアノマリー」
鈴木英之氏【不安と期待が交錯、強弱拮抗の相場のこれから】(1) ＜相場観特集＞
窪田朋一郎氏【不安と期待が交錯、強弱拮抗の相場のこれから】(2) ＜相場観特集＞
今週のアクセスランキング首位に輝いたのは、十分な調整を入れ再び物色の中心へと返り咲いた「半導体関連」を特集した「空前の爆需第2幕へ、半導体株最強シナリオ『覚醒する10銘柄』を追え ＜株探トップ特集＞」。米中貿易摩擦、そしてコロナ禍によるサプライチェーンの寸断で空前の需給逼迫が続く半導体ですが、需要がピークアウトしたという観測から関連銘柄は調整を余儀なくされてきました。しかし、長期的には需要が高まり続けることが確実視されており、ここは買い場であることが明らかです。記事では裾野の広い関連銘柄から“最強”10銘柄を厳選紹介。断トツの人気を誇り、2位以下をダブルスコアで引き離す結果となりました。
ランキング2位を獲得したのは「利益成長【青天井】銘柄リスト〔6-8月期〕 17社選出 ＜成長株特集＞」。2月期決算企業の6-8月期決算発表から「過去最高益、かつ今期も最高益見込み」という利益“青天井”銘柄をリストアップしました。また、「発表迫る、低PERの22年3月期【上方修正】期待リスト〔第2弾〕 ＜成長株特集＞」が先週21日配信の記事にも関わらず多くの方に読み直され11位にランクインとなりました。
スクリーニング特集ではこのほか定番人気の＜割安株特集＞もすべて上位ランキング入りしています。銘柄選択の参考になさってください。
10万円以下で買える、大幅増益＆低PER 21社【東証1部】編 ＜割安株特集＞
10万円以下で買える、大幅増益＆低PER 23社【2部・新興】編 ＜割安株特集＞
【高配当利回り銘柄】ベスト30 ＜割安株特集＞ 10月27日版
まだ間に合う、10月配当【高利回り】ベスト30 ＜割安株特集＞
投資テーマ関連では、世界的にも日本の優位性が際立つ「パワー半導体」について解説し、関連銘柄を挙げた「『パワー半導体』が4位、世界で日本企業の優位性が浮き彫りに＜注目テーマ＞」がトップ10入り。そのほか以下の記事も多くの方に読まれています。上述した北浜流一郎氏の“乱高下相場への対処法”その（4）にも「市場テーマに乗っていればなお好ましい」とあり、時流に乗るテーマを把握することが勝利に繋がります。チェックを欠かさずに備えましょう。
導入加速する「セルフレジ」、コロナ禍逆手に活躍のステージへ ＜株探トップ特集＞
COP26直前で人気再燃、新ステージへ駆け上がる「アンモニア」関連株 ＜株探トップ特集＞
中国・欧州の電力危機波及、グリーン化追い風の非鉄株に本格復活機運 ＜株探トップ特集＞
行動制限緩和も追い風、躍動感取り戻す「フィットネスクラブ」関連株を狙え ＜株探トップ特集＞
22年3月期決算企業の第2四半期決算発表が本格化しています。11月15日までの集中期間中は、通常配信している【サプライズ決算】を16時に＜速報＞、18時に＜続報＞の2本を配信。なお、株探プレミアム会員向けには【サプライズ決算】を“超速報”として15時15分と15時40分に配信します。引け後の材料をまとめてチェックできる看板記事「明日の好悪材料」と共にぜひ投資の参考にお役立てください。
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック！ (10月22日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック！ (10月25日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック！ (10月26日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック！ (10月27日発表分)
【明日の好悪材料】を開示情報でチェック！ (10月28日発表分)
また、その日の決算発表から“増収増益”を達成した企業リストを26日から毎日配信。大量の決算発表を一つひとつ確認するのは大変な作業ですが、このリストを活用すれば大いなる時短となります。
“好調継続”企業に注目！7-9月期【増収増益】リスト ＜成長株特集＞ 10月26日版
“好調継続”企業に注目！7-9月期【増収増益】リスト ＜成長株特集＞ 10月27日版
“好調継続”企業に注目！7-9月期【増収増益】リスト ＜成長株特集＞ 10月28日版
「横山利香のゼロから始める『株探』の歩き方」も好評のテクニカルアナリスト・横山氏による投資初心者・中級者向け「株探」活用講座の第13回「株の買い時を分析できるグランビルの法則（上）」が公開されました。今回は株探の多機能チャートを使った「グランビルの法則」の解説です。テクニカル分析で多用される「移動平均線」のなかでも信用度が高いとされる200日移動平均線とローソク足の関係を日経平均株価で検証。ぜひ自分なりに多機能チャートの数値を変更したり、複数の移動平均線を表示したりと工夫して実践してみてください。
株探プレミアム専用コラムは、今週は2記事を配信。1記事目は智剣・OskarグループCEO兼主席ストラテジストの大川智宏氏による「日本株・数字で徹底診断！」第75回、「外国人売りスルーの“ユートピア銘柄”はこれだ！」。日本株市場のシェア7～8割を占めるといわれる海外投資家ですが、足もと彼らのトレンドは“日本売り”となっています。一方、海外投資家は流動性などの観点から中小型株への直接投資がほぼ不可能。つまり中小型株は彼らの売り圧力の影響外にあるといえます。そこで彼らの投資行動と時価総額の関係から「海外投資家はどのサイズまで手を出すのか」を定量的に明らかにし、“個人投資家のユートピア”を割り出しました。記事後半ではさらにファクターごとの要素を細かく分析。3ページ目に「ユートピア銘柄」として銘柄リストを公開しています。プレミアム未加入の方も1ページ目が無料でお読みいただけます。
2記事目は大人気“すご腕投資家”シリーズの「すご腕投資家に聞く『銘柄選び』の技 はっしゃんさんの場合」の最終回「『四季報』は40分で速読、効率重視で10倍株を探す“裏技”」。理論株価を駆使して億トレ街道を着実に進む“はっしゃんさん”（ハンドルネーム）のシリーズ最終回は、四季報&決算書の分析術にフォーカス。3つの“S”を押さえた10倍株の見極め方など、初心者の方でも取り組めるテクニック満載の記事となっています。
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