2021年【投資テーマ】年間ランキング <年末特別企画>
今年、注目された「投資テーマ」を「株探」パソコン版へのアクセス状況を元に年前半、年後半、年間に分けて紹介します。
今年最もアクセス数を集めたのは、「半導体 」で昨年首位だった「デジタルトランスフォーメーション(DX)」を抑えてトップに輝いた。2位は「半導体製造装置」で昨年の19位から急浮上した。「半導体 」、「半導体製造装置」は年前半、年後半でも1位、2位を独占する人気となった。この人気は新型コロナウイルス禍で落ち込んだ経済の急回復によって半導体不足に陥り、自動車をはじめ産業界の幅広い分野に多大な影響が及んだことで「産業のコメ」といわれる半導体が改めて注目されたことが背景だ。 また、半導体受託生産世界トップの台湾TSMC<TSM>が日米に新工場の建設を決めるなど、増産への動きが世界的に活発化したことも人気に拍車をかけた。
3位は「デジタルトランスフォーメーション(DX)」で昨年から好人気が続いている。次いで、 政府が2050年までに温暖化ガスの排出量を実質ゼロとする目標を掲げたことで注目される「再生可能エネルギー」が4位に、電力の制御を担う半導体で電気自動車(EV)などの新規分野向けの需要が期待される「パワー半導体」が5位にランクインした。そのほか、ガソリン車からのシフトが鮮明になったEV関連で「全固体電池」が7位、「電気自動車(EV)」自体が8位となった。
年間の前半と後半で分けて見ると、前半は次世代のクリーンエネルギーとして注目される「水素 」が昨年後半に続いてトップテン入りとなった。後半は株探のテーマとして9月に新規登録された「メタバース」が5位、3月に登録された「脱炭素」が8位と新顔がいきなりトップテンにランクインした。「メタバース」は市場での注目度が高く12月にはトップに浮上した。
一方、昨年の年間ランキングで2位だった「5G(第5世代移動通信システム)」はサービス本格化で話題性が低くなり19位に下げた。新型コロナ感染拡大で昨年はトップテン入りしていた「コロナウイルス 」や「マスク」が50位圏外に沈んだほか、「テレワーク」も大きく順位を下げた。
●2021年【前半】(1月~6月) ●2021年【後半】(7月~12月)
3.再生可能エネルギー 3.デジタルトランスフォーメーション(DX)
4.デジタルトランスフォーメーション(DX) 4.再生可能エネルギー
●2021年【年間】ランキング
1.半導体
2.半導体製造装置
5.パワー半導体
7.全固体電池
9.旅行
10.人工知能(AI)
11.2020年のIPO
12.JPX日経400
13.水素
14.脱炭素
15.メタバース
16.アンモニア
17.グローバルニッチ
18.TOPIXコア30
20.サイバーセキュリティ
21.海運
22.ポストコロナ
23.半導体部材・部品
24.太陽光発電
25.仮想通貨(暗号資産)
26.外食
27.洋上風力発電
28.リチウムイオン電池
29.NFT
30.自動車部材・部品
31.量子コンピューター
32.地方銀行
33.人材派遣
34.新型コロナワクチン
35.LNG(液化天然ガス)
36.バイオテクノロジー
37.巣ごもり
38.中古車
39.ドローン(無人飛行機)
40.蓄電池
41.2019年のIPO
42.アウトドア
43.水素ステーション
44.子育て支援
45.仮想空間
46.テレワーク
47.半導体商社
48.フィンテック
49.電子部品
50.中国関連
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