2021年【投資テーマ】年間ランキング <年末特別企画>

特集
2021年12月31日 10時00分

今年、注目された「投資テーマ」を「株探」パソコン版へのアクセス状況を元に年前半、年後半、年間に分けて紹介します。

今年最もアクセス数を集めたのは、「半導体 」で昨年首位だった「デジタルトランスフォーメーション(DX)」を抑えてトップに輝いた。2位は「半導体製造装置」で昨年の19位から急浮上した。「半導体 」、「半導体製造装置」は年前半、年後半でも1位、2位を独占する人気となった。この人気は新型コロナウイルス禍で落ち込んだ経済の急回復によって半導体不足に陥り、自動車をはじめ産業界の幅広い分野に多大な影響が及んだことで「産業のコメ」といわれる半導体が改めて注目されたことが背景だ。 また、半導体受託生産世界トップの台湾TSMC<TSM>が日米に新工場の建設を決めるなど、増産への動きが世界的に活発化したことも人気に拍車をかけた。

3位は「デジタルトランスフォーメーション(DX)」で昨年から好人気が続いている。次いで、 政府が2050年までに温暖化ガスの排出量を実質ゼロとする目標を掲げたことで注目される「再生可能エネルギー」が4位に、電力の制御を担う半導体で電気自動車(EV)などの新規分野向けの需要が期待される「パワー半導体」が5位にランクインした。そのほか、ガソリン車からのシフトが鮮明になったEV関連で「全固体電池」が7位、「電気自動車(EV)」自体が8位となった。

年間の前半と後半で分けて見ると、前半は次世代のクリーンエネルギーとして注目される「水素 」が昨年後半に続いてトップテン入りとなった。後半は株探のテーマとして9月に新規登録された「メタバース」が5位、3月に登録された「脱炭素」が8位と新顔がいきなりトップテンにランクインした。「メタバース」は市場での注目度が高く12月にはトップに浮上した。

一方、昨年の年間ランキングで2位だった「5G(第5世代移動通信システム)」はサービス本格化で話題性が低くなり19位に下げた。新型コロナ感染拡大で昨年はトップテン入りしていた「コロナウイルス 」や「マスク」が50位圏外に沈んだほか、「テレワーク」も大きく順位を下げた。

●2021年【前半】(1月~6月)         ●2021年【後半】(7月~12月)

1.半導体                   1.半導体

2.半導体製造装置              2.半導体製造装置

3.再生可能エネルギー            3.デジタルトランスフォーメーション(DX)

4.デジタルトランスフォーメーション(DX)  4.再生可能エネルギー

5.全固体電池                5.メタバース

6.パワー半導体               6.2021年のIPO

7.2020年のIPO                7.パワー半導体

8.水素                    8.脱炭素

9.電気自動車(EV)             9.電気自動車(EV)

10.人工知能(AI)              10.旅行

●2021年【年間】ランキング

1.半導体

2.半導体製造装置

3.デジタルトランスフォーメーション(DX)

4.再生可能エネルギー

5.パワー半導体

6.2021年のIPO

7.全固体電池

8.電気自動車(EV)

9.旅行

10.人工知能(AI)

11.2020年のIPO

12.JPX日経400

13.水素

14.脱炭素

15.メタバース

16.アンモニア

17.グローバルニッチ

18.TOPIXコア30

19.5G(第5世代移動通信システム)

20.サイバーセキュリティ

21.海運

22.ポストコロナ

23.半導体部材・部品

24.太陽光発電

25.仮想通貨(暗号資産)

26.外食

27.洋上風力発電

28.リチウムイオン電池

29.NFT

30.自動車部材・部品

31.量子コンピューター

32.地方銀行

33.人材派遣

34.新型コロナワクチン

35.LNG(液化天然ガス)

36.バイオテクノロジー

37.巣ごもり

38.中古車

39.ドローン(無人飛行機)

40.蓄電池

41.2019年のIPO

42.アウトドア

43.水素ステーション

44.子育て支援

45.仮想空間

46.テレワーク

47.半導体商社

48.フィンテック

49.電子部品

50.中国関連

★元日~4日に、2022年「新春特集」を一挙、“25本“配信します。ご期待ください。

→→ 「新春特集」の記事一覧をみる

⇒⇒★株探プレミアム会員限定「新春オンラインセミナー」を1月11日19時~20時に開催します。

⇒⇒詳細はこちらから

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.