「半導体」が2位にランクイン、米マイクロン決算に世界の耳目集まる<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「半導体」が2位にランクインしている。
日経平均株価は目先高値警戒感からきょうは上値の重い展開を強いられているが、前日の米国株市場ではハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数が下値を探ったものの、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は2%あまりの上昇で3連騰となり、連日の最高値更新となった。インテル<INTC>が5.2%高に買われたほか、26年3~5月期決算発表を目前に控えた半導体メモリー大手マイクロン・テクノロジー<MU>が6.8%高と値を飛ばし、半導体銘柄全体に対するセンチメントを強気に傾けている。
これを受けて東京市場でも銘柄によって跛行色はあるものの、アドバンテスト<6857>やディスコ<6146>などの半導体製造装置大手に買いが観測される。マイクロンの決算発表は現地時間24日の米株市場の取引終了後に予定されており、これは日本時間では25日の早朝にあたる。マイクロンの決算内容と時間外取引の動向が、同日の東京市場の寄り付きに大きく影響を与えそうだ。
生成AI時代の重要インフラであるAIデータセンターの建設ラッシュが中期的に加速していくなかで、AIサーバーに搭載されるHBM(高帯域幅メモリー)に極めて旺盛な需要が観測されており、マイクロンの今回の四半期決算及びガイダンスは今のAI・半導体株相場の先行きを占ううえでも注目度が高い。今の世界的な半導体株人気はやや行き過ぎに買われているとの見方もあるが、マイクロンが市場コンセンサスの高いハードルを越える業績内容で、株価も更なる高みを目指した場合は、東京市場の半導体主力銘柄もそれに追随する公算が大きい。
その矢先、韓国ではSKハイニックスがサムスン電子の時価総額を抜いたことがセンセーショナルに伝えられているが、これもHBMなどAI半導体市場での優位性が株価に反映されたものだ。東京市場でもHBM関連の切り口で、今後半導体業界の時価総額ランキングに変化が生じる可能性がある。
半導体製造装置で世界屈指の実力を持つ東京エレクトロン<8035>や、メモリーテスター首位のアドテスト、半導体精密加工装置の世界的メーカーであるディスコ、マスクブランクス欠陥検査装置を独占供給するレーザーテック<6920>、半導体洗浄装置で世界トップシェアのSCREENホールディングス<7735>など、俗に言われる「AI革命時代のツルハシ銘柄」のほか、NAND型フラッシュメモリーで世界ベスト3に入るキオクシアホールディングス<285A>、半導体シリコンウエハーで双璧の信越化学工業<4063>とSUMCO<3436>などもマークが怠れない。