「フィジカルAI」が1位を維持、前日には富士通がファナックなどとの連携発表<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「フィジカルAI」が1位を維持している。
16日に大きなニュースが飛び込んできた。富士通<6702>が、ファナック<6954>、安川電機<6506>及び川崎重工業<7012>の各社と、フィジカルAI分野における事業検討を開始すると発表した。同事業では、エヌビディア<NVDA>の技術を取り入れながら、デジタルとフィジカルをつなぐソブリン性を確保した協調制御基盤の開発を推進。製造、物流、ヘルスケアを含むさまざまな産業分野におけるフィジカルAIの社会実装を加速することで、人とロボットが共存・協働する社会の実現や日本の産業競争力の強化を図ることを目的としているという。具体的な事業の枠組みなどはまだ明らかにされていないものの、今後、各社との事業検討を皮切りに、具体的な技術開発と事業展開に向けたロードマップを策定するとしている。
また、同じく16日には、経済産業省が主導するフィジカルAIに関するプロジェクト「FRONTia」がキックオフイベントを開催した。イベントには赤沢亮正経済産業相やエヌビディアのジェンスン・ファンCEO(最高経営責任者)も参加。同プロジェクトではソフトバンク<9434>やNEC<6701>、ソニーグループ<6758>、ホンダ<7267>などが出資し、AIロボットやフィジカルAIの基盤となる国産マルチモーダル基盤モデルの研究開発を行うNoetraなどを支援する。
ビッグニュースが出たものの、この日は全般市場が軟調となっており、関連銘柄に目立った動きは少ない。ただ、同テーマは製造業に強みを持つ日本が力を発揮できる分野でもあり、継続的な政府の支援が見込める国策テーマとして注目が必要だろう。