東京株式(大引け)=196円高と7日続伸、物色機運強く連日の最高値
19日の東京株式市場で日経平均株価は7日続伸。前日の米株高が好感され買いが先行し、後場に入りマイナス圏に転じる場面があったものの、AI・半導体関連株への物色人気は強く、大引けにかけ切り返し連日での最高値更新となった。
大引けの日経平均株価は前日比196円57銭高の7万1250円06銭。プライム市場の売買高概算は31億5419万株。売買代金概算は14兆609億円となった。値上がり銘柄数は648と全体の約41%、値下がり銘柄数は873、変わらずは41銘柄だった。
前日の米株式市場は、NYダウが72ドル高と上昇し、ナスダック指数も値を上げた。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は最高値を更新した。米国株が上昇した流れを受け東京市場は値を上げてスタート。日経平均株価は朝方に一時900円近く上昇し7万2000円に迫る場面があった。AI・半導体関連株が人気を集め、なかでもフジクラ<5803>は27年3月期連結純利益の増額修正を発表したことが好感されストップ高と急伸。これを受け、大手電線株などが買われた。ただ、後場に入り売りが先行し、日経平均株価はマイナス圏に下落。下げ幅は一時500円を超えた。一部で「バンス米副大統領がスイス訪問を中止した」と報道されたことで、米・イランの交渉に対する不透明感が漂ったことも警戒された。前日までの連騰で利益確定売りも膨らんだ様子だ。今晩は米国が奴隷解放記念日(ジューンティーンス)の祝日で休場となる。ただ、大引けにかけ再び買いが流入し、日経平均株価は7連騰となり最高値を更新した。
個別銘柄では、キオクシアホールディングス<285A>やアドバンテスト<6857>、ルネサスエレクトロニクス<6723>が上昇。JX金属<5016>や三井金属<5706>、パナソニック ホールディングス<6752>が買われた。古河電気工業<5801>がストップ高に買われ、住友電気工業<5802>が急伸した。日東紡績<3110>やローム<6963>、SMC<6273>も高い。
半面、ソフトバンクグループ<9984>や太陽誘電<6976>、東京エレクトロン<8035>が安く、レーザーテック<6920>やイビデン<4062>が値を下げた。ファーストリテイリング<9983>や三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が冴えず、三菱重工業<7011>、日立製作所<6501>、信越化学工業<4063>が下落した。