「データセンター」が9位、エヌビディアのオープンAI巨額資金保証が話題に<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「データセンター」が9位となっている。
生成AIの社会実装が加速するなか、その原動力となるAIサーバーへの需要はさらに盛り上がっている。それを格納するデータセンターへの投資にハイパースケーラーを含むIT業界のメガキャップ(米ビッグテック)が目の色を変えている。ただし、株価的な評価は過剰投資のレッテルを貼られる形でネガティブに作用するケースも増えており、東京市場にもその流れに飲まれる形で関連銘柄への売りが続いている。
そうしたなか、26日にAI・半導体相場の元祖シンボルストックともいえる米エヌビディア<NVDA>がオープンAIに大規模データセンター計画の一環として、2500億ドルの融資保証をすることを検討していると伝わった。しかし、前日(27日)の米国株市場ではエヌビディアの株価は5%安に売り込まれ、大陰線で25日・75日移動平均線を一気に下放れる波乱含みの下げに見舞われた。
27日には上海のハイテク新興企業向け市場に、半導体メモリー大手のCXMTの親会社が株式上場を果たし、初値ベースの時価総額が80兆円規模に達したことがセンセーショナルに報じられているが、調達資金でメモリー生産能力を倍増させる方針も伝わっており、結果的にAIインフラ拡張を御旗としたメモリーの供給過剰(メモリークラッシュ)懸念に拍車をかけている面もあるようだ。
これがAI関連のテーマに対する投資マネーのセンチメントを著しく低下させ、エヌビディアのみならず半導体セクター全般に売りが波及、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も3日続落で75日線を完全に下抜ける格好となっている。データセンターへの積極投資の動きは今に始まったことではなく、足もとの逆風は投資家心理悪化を背景とした需給主導の下げであり、嵐が過ぎ去るのを待つよりないところだ。ただ、キオクシアホールディングス<285A>など、ネット証券大手の店内では今なお信用で買い向かっている個人マネーも多く、追い証が絡んでも容易に買い残が減らない状況に置かれている。
データセンター関連はキオクシアのほか、アドバンテスト<6857>、東京エレクトロン<8035>、ディスコ<6146>などの半導体製造装置関連、フジクラ<5803>や古河電気工業<5801>などの光ファイバーメーカー、精工技研<6834>やsantec Holdings<6777>などの光電融合関連、高砂熱学工業<1969>、関電工<1942>、新日本空調<1952>などの空調関連と多岐にわたっている。