【↑】日経平均 大引け| 3日ぶり急反発、半導体関連株を中心に買い優勢 (9月30日)
日経平均株価
始値 66128.59
高値 66946.14
安値 66014.48
大引け 66753.72(前日比 +1272.45 、 +1.94% )
売買高 27億6231万株 (東証プライム概算)
売買代金 9兆1212億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は急反発、米半導体株高に追随しリスクオンに
2.米長期金利急上昇も、国内金利は低下傾向で影響限定的
3.海外投資家の先物買い観測、全体指数の上値追いに貢献
4.個別株の物色意欲旺盛、値上がり銘柄は全体の7割超に
5.全体売買代金も拡大基調、4日ぶりに9兆円台に乗せる
■東京市場概況
前日の米国市場では、NYダウは前日比131ドル安と続落した。米長期金利の上昇で、金融株や消費関連株を中心に売りが優勢となった。
東京市場では、主力株中心に広範囲に買われ、日経平均株価は大幅反発。一時1400円以上水準を切り上げ6万7000円台目前に迫る場面があった。
30日の東京市場は、総じてリスク選好の地合いとなった。前日の米国株市場ではNYダウやナスダック総合株価指数は軟調だったものの、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が切り返し、これに追随する形で、東京市場でもAI・半導体関連やその周辺株に物色の矛先が向いた。金利上昇が警戒されるなか、前日の米国では10年債利回りが急上昇し株式市場で嫌気されたが、国内では長期・短期ともに金利が低下基調となり、株式の相対的な割高感が緩和された。また、需給面では先物を絡めた海外投資家の買いが観測され、全体指数の上昇に反映された。個別株の物色意欲も活発で、値上がり銘柄数は後場に急増し、結局全体の73%が上昇して取引を終えた。また、プライム市場の売買代金は4日ぶりに9兆円台に乗せている。
個別では、売買代金トップに浮上したアドバンテスト<6857>が堅調、売買代金で2位に後退したキオクシアホールディングス<285A>もしっかり。ソフトバンクグループ<9984>が大幅高に買われたほか、太陽誘電<6976>が物色人気を集めた。KOKUSAI ELECTRIC<6525>、フジクラ<5803>、古河電気工業<5801>なども上昇した。ファーストリテイリング<9983>や中外製薬<4519>にも投資資金が流入。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも高い。テイクアンドギヴ・ニーズ<4331>が急騰、旭有機材<4216>、SUMCO<3436>も大幅高。
半面、村田製作所<6981>が軟調に推移し、カプコン<9697>も冴えない。NEC<6701>、京セラ<6971>もやや売りに押される展開。低位株のアドバンスクリエイト<8798>が急落、I-ne<4933>、ネットプロテクションズホールディングス<7383>なども下値を探った。日本ケミコン<6997>、DTS<9682>なども売りが優勢だった。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はSBG <9984>、ファストリ <9983>、東エレク <8035>、アドテスト <6857>、フジクラ <5803>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約790円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は村田製 <6981>、京セラ <6971>、日東電 <6988>、オリンパス <7733>、エムスリー <2413>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約37円。うち19円は村田製1銘柄によるもの。
東証33業種のすべての業種が上昇。上昇率の大きかった上位5業種は(1)非鉄金属、(2)銀行業、(3)金属製品、(4)化学、(5)情報・通信業。一方、上昇率の小さかった5業種は(1)鉱業、(2)水産・農林業、(3)倉庫・運輸、(4)サービス業、(5)陸運業。
■個別材料株
△アストロHD <186A> [東証G]
子会社が英国防省から1500万ポンドの新規案件獲得。
△ダイナマップ <336A> [東証G]
鹿島 <1812> との自動物流道路の実証実験が国交省事業に採択。
△BBタワー <3776> [東証S]
NASストレージ製品の大口受注を獲得。
△巴川コーポ <3878> [東証S]
半導体関連で業績上振れ余地に着目。
△T&Gニーズ <4331> [東証P]
26年12月末株主から株主優待制度を導入へ。
△クオリプス <4894> [東証G]
再生医療等製品「リハート」が保険収載後初の移植実施。
△ノート <5243> [東証G]
姫路市教育委員会が管轄する全ての市立学校に「note」導入。
△フジクラ <5803> [東証P]
米CFS社と高温超電導線材の長期供給契約を締結。
△ニデック <6594> [東証P]
電子部品子会社の売却報道「検討は事実」とコメント開示。
△SBG <9984> [東証P]
アーム株上昇とオープンAIの資金調達巡る思惑が株価刺激。
▼アクセルHD <402A> [東証G]
小型衛星「GRUS-3」7機中4機で通信異常発生。
▼SBIIG <7326> [東証G]
SBIGAM <4765> と経営統合で割当比率を意識。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)T&Gニーズ <4331>、(2)旭有機材 <4216>、(3)SUMCO <3436>、(4)ほくほくFG <8377>、(5)メイコー <6787>、(6)レゾナック <4004>、(7)ハピネット <7552>、(8)住友電 <5802>、(9)SBG <9984>、(10)藤田観 <9722>。
値下がり率上位10傑は(1)Aクリエイト <8798>、(2)Ine <4933>、(3)ネットプロ <7383>、(4)カッパクリエ <7421>、(5)日ケミコン <6997>、(6)サガミHD <9900>、(7)Joshin <8173>、(8)DTS <9682>、(9)DCM <3050>、(10)村田製 <6981>。
【大引け】
日経平均は前日比1272.45円(1.94%)高の6万6753.72円。TOPIXは前日比67.52(1.67%)高の4108.65。出来高は概算で27億6231万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1127、値下がり銘柄数は368となった。東証グロース250指数は800.21ポイント(15.47ポイント高)。
[2026年9月30日]
株探ニュース