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前日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―

注目
2026年10月2日 5時30分

■マツモト <7901>  968円 (+150円、+18.3%) ストップ高

マツモト <7901> [東証S]がストップ高。9月30日の取引終了後に、AIを活用して学生一人ひとりの就業体験や日々の成長プロセスを記録・可視化するキャリア形成支援ツール「むねしげくん」について、高等学校などでの実証導入を10月に開始すると発表しており、これを好感した買いが流入した。「むねしげくん」は、生徒がスマートフォンやパソコンから日々の就業体験、気づき、挑戦、失敗などのエピソードをテキストや画像で記録することで、AIを用いて振り返りや成長の可視化を促すWebアプリケーション。今回の取り組みは、同社が推進する「次世代 DAT構想」における 教育分野の核となる事業であり、将来的には個人の「経験」や「成長」といった無形価値をデジタル資産として蓄積・可視化し、進路選択やキャリア形成につなげる新たな教育プラットフォームの構築を目指すとしている。

■PHCHD <6523>  1,684円 (+254円、+17.8%)

東証プライムの上昇率トップ。PHCホールディングス <6523> [東証P]が3日ぶり急反騰。同社は1日の寄り前、東邦ホールディングス <8129> [東証P]がPHCHDの買収を検討していると、米ブルームバーグ通信が9月30日に報じたことを受け、コメントを開示した。PHCHDは企業価値向上のための選択肢の一つとして、「法的拘束力のない初期的な提案を受領していることは事実」だと明らかにした。PHCHDに対してはTOB(株式公開買い付け)などを巡る思惑が広がり、投資マネーが流入する形となった。報道によると買収額は2000億円を超える見通し。PHCHDは現時点で決定している事実はなく、今後開示すべき事項を決定した場合は速やかに公表するとしている。

■エルテス <3967>  673円 (+100円、+17.5%) ストップ高

エルテス <3967> [東証G]がストップ高。1日正午ごろ、SNSの「X(旧Twitter)」を運営するX社とパートナー契約を締結したと発表しており、株価の刺激材料となったようだ。今回の契約により、エルテスの常時SNSを監視し炎上リスク対策を支援する「Webリスクモニタリングサービス」に利用するデータを、X社から直接取得するようになる。これまではXの投稿データサービスを通じて取得していたが、今後はデータ取得ルートが1段階短縮されることでシンプルになり、X社エンジニアや公式サポートとの直接連携などが可能になる。

■トライアイズ <4840>  810円 (+89円、+12.3%) 一時ストップ高

トライアイズ <4840> [東証S]が急騰、一時ストップ高となった。9月30日の取引終了後に、10月1日付で子会社化する電気機器の企画・開発・調達・製造・品質管理を行うLIMNO(鳥取県鳥取市)について、アイコム <6820> [東証P]との合弁事業化で基本合意したと発表しており、これを好感した買いが入った。戦略的資本・業務提携を締結し、LIMNO株式の49.0%をアイコムへ譲渡し合弁会社として共同運営する。提携を通じて、アイコムの無線技術、LIMNOの製造技術及びトライアイズの業務提携・事業開発ネットワークを組み合わせることで、ドローン関連部品、通信モジュール及び周辺機器などの量産案件の獲得を目指す。また、トライアイズの顧問・業務提携ネットワークを活用して、海外生産から国内生産への回帰を検討する家電その他電気機器のODM・OEM・EMS案件をLIMNOへ誘致するとともに、両社の顧客・販売ネットワークを活用した販路拡大を進める。なお、同件による26年12月期業績への影響は精査中としている。

■AIGHD <377A>  1,213円 (+129円、+11.9%)

エージェントIGホールディングス <377A> [名証M]が急騰。9月30日の取引終了後に26年12月期の連結業績予想について、売上高を136億円から145億円(前期比11.0%増)へ、営業利益を2億円から2億6000万円(同79.3%増)へ、純利益を8000万円から1億4000万円(前期900万円)へ上方修正したことが好感された。子会社ファイナンシャル・ジャパンの生命保険の新規契約が計画を上回るペースで推移していることに加えて、同じく連結子会社のエージェント・インシュアランス・グループがアドバンスクリエイト <8798> [東証P]から譲受する保険契約などについて、資産譲受が完了したことに伴い関連する手数料収入が順次計上されることになることが要因。また、米国事業でローカルマーケットの開拓やクロスセルが進み、法人保険部門における主要提携保険会社からの収益配分収入が想定を上回って推移していることも寄与する。

■エヌピーシー <6255>  769円 (+58円、+8.2%)

エヌ・ピー・シー <6255> [東証G]が3日続急伸。9月30日の取引終了後に集計中の26年8月期連結業績について、営業利益が従来予想の7億6000万円から8億4600万円(前期比52.3%減)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感された。第4四半期に売り上げ計上を予定していた国内向け大型案件について、一部装置の検収が完了しなかったことから売上高は80億1400万円から58億1100万円(同36.9%減)へ下振れて着地したが、利益率の高い移設・改造案件があったことに加えて、新技術や開発要素を含む案件で原価に占める割合の高い材料費を大幅に削減したことが営業増益につながった。

■フイルコン <5942>  728円 (+39円、+5.7%)

日本フイルコン <5942> [東証S]が7日続急伸。年初来高値を更新した。同社は1日、26年11月期第3四半期累計(25年12月-26年8月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正し、好感された。今期の売上高予想を従来の見通しから5億円増額して290億円(前期比4.2%増)、最終利益予想を3億5000万円増額して11億5000万円(前期は7億2600万円の最終赤字)に見直した。産業用機能フィルター・コンベア事業と電子部品・フォトマスク事業で売り上げが堅調に推移、経費の抑制効果を含めて業績予想に織り込んだ。第3四半期累計の売上高は216億5400万円(前年同期比7.6%増)、最終利益は9億7100万円(同56.8%増)となった。

■メック <4971>  7,140円 (+380円、+5.6%)

メック <4971> [東証P]が続急伸。9月30日の取引終了後、26年12月に稼働する予定である北九州工場(北九州市若松区)について、生産能力増強に向けた追加の設備投資を約20億円規模で実施すると発表した。 半導体パッケージ基板関連製品の需要拡大に対応するとしており、材料視した買いが集まった。今回追加投資を発表した設備の稼働開始時期は2028年度を予定している。

■キオクシア <285A>  19,100円 (+1,005円、+5.6%)

キオクシアホールディングス <285A> [東証P]が3日続急伸。米マイクロン・テクノロジー <MU> が米国時間9月30日引け後に発表した26年6-8月期(第4四半期)の決算は、大幅な増収増益となり、9-11月期の売上高、1株利益の見通しは市場予想を上回った。時間外取引でのマイクロン株は一進一退の動きとなったものの、同社が好決算を示したことを受け、AIデータセンター関連での需要の強さが改めて意識されるようになり、東京市場において半導体関連株への選好姿勢が強まることとなった。

■ラサ工 <4022>  2,090円 (+105円、+5.3%)

ラサ工業 <4022> [東証P]が3日続急伸。9月30日の取引終了後に、台湾に半導体用高純度リン酸を製造する新工場を建設すると発表したことが好感された。生成AIやデータセンターの拡大を背景に、世界的な半導体市場は更なる需要の拡大が見込まれており、世界有数の半導体生産拠点である台湾においても高純度リン酸の増産ニーズが一段と強まっていることから、将来にわたる需要拡大に対応できる供給体制を構築する。投資額は約188億円で、28年度の竣工を予定している。なお、同件による27年3月期業績への影響は軽微としている。

■岡本硝子 <7746>  954円 (+38円、+4.2%)

岡本硝子 <7746> [東証S]が大幅高で8日続伸。1日午後2時30分ごろに、溶融したガラスを押し出し、金型に流し込んで製品の形状を作る独自開発のインジェクション製法「G-injection」(GI法)が米国での特許査定を取得したと発表しており、好材料視された。同技術に関する特許は既に日本、欧州、中国、台湾で既に登録済みであり、米国での登録により今後3次元異形レンズや、LEDから出射する拡散光を、ある角度範囲に高効率で集光させることが可能な新導光体デバイスなどを全世界に展開するとしている。

■月島HD <6332>  2,686円 (+85円、+3.3%)

月島ホールディングス <6332> [東証P]が大幅続伸。三菱化工機 <6331> [東証P]と9月30日の取引終了後、株式交換による経営統合を実施すると発表した。経営統合の過程で、2027年4月1日を効力発生日として化工機を完全親会社、月島HDを完全子会社とする株式交換を実施。月島HD1株に対して化工機0.88株を割り当て交付するとしており、この株式交換比率を意識した値動きとなった。両社の技術力・顧客基盤、事業のノウハウなどを最大限活用することで、強固な事業基盤の構築と更なる企業価値の向上を実現。シナジーを最大化し、36年3月期にグループの売上高3500億円(27年3月期の見通しは2300億円)、営業利益300億円以上(同200億円)を達成することを目指す。月島HDは27年3月30日付で上場廃止となる見込み。その後、化工機は共同持ち株会社の三菱月島化工機ホールディングスとなり、7月1日をメドに傘下に両グループの産業機械事業を引き継ぐ三菱月島化工機械、月島HDの月島機械を除くその他子会社などを擁する体制になる予定だ。なお、現時点で詳細は未定だが、月島JFEアクアソリューションに水処理領域の事業を集約させることも検討しているという。

■バイク王 <3377>  411円 (+12円、+3.0%)

バイク王&カンパニー <3377> [東証S]が大幅高で4日続伸。9月30日の取引終了後に、26年11月期の連結業績予想について、売上高を387億円から388億円(前期比0.6%増)へ、営業利益を7億1000万円から8億6000万円(同47.0%増)へ、純利益を5億7000万円から7億5000万円(同2.3倍)へ上方修正したことが好感された。マーケティング施策の推進による堅調な顧客接点の確保に加えて、営業マネジメントの強化や営業プロセスの改善などの取り組みの結果、仕入れ基盤の安定化が進展する見込みとなったことや、堅調なオークション相場が継続するなかで、良質な車両の仕入れ確保が進んだことが寄与する。また、販売面では、適正な在庫水準を維持しながら販売を推進した結果、ホールセール販売台数が回復基調で推移する見込みとなり、また堅調なオークション相場のもと、車両売り上げ単価や平均粗利額についても高水準を維持する見込みであることも収益性向上につながる。

■犬猫生活 <556A>  3,010円 (+85円、+2.9%)

犬猫生活 <556A> [東証G]が反発。1日、事業承継2病院目としてどうぶつのもり(茨城県守谷市)が運営する「守谷フォレスト動物病院」を事業承継したと発表しており、好材料視された。同社では中長期的に全国50病院以上の動物病院ネットワークの構築を目指しており、今回事業承継した守谷フォレスト動物病院は、人材育成・教育拠点として、今後のグループ展開を支える役割を担うことになるとしている。

■シーイーシー <9692>  2,280円 (+55円、+2.5%)

シーイーシー <9692> [東証P]が3日ぶり反発。9月30日の取引終了後、金融・製造・官公庁分野を中心にシステムインテグレーション(SI)事業を展開するサイファー(東京都渋谷区)を11月2日に完全子会社化すると発表しており、好感した買いが入った。取得価額は非開示。システム・インフラ構築事業の強化と領域拡大を図る。同時にAIコンサルティングを手掛けるAI Librarium(アイブリウム、東京都千代田区)との資本・業務提携に合意したと開示。シーイーシーがアイブリウムの第三者割当増資を引き受け、同社株式340万株(所有割合10.18%)を取得した。シーイーシーは6月にアイブリウムとの資本・業務提携の検討を始めると公表していた。

■共立メンテ <9616>  3,274円 (+51円、+1.6%)

共立メンテナンス <9616> [東証P]が続伸。9月30日の取引終了後、8月度の売上状況(速報ベース)を発表した。8月の売上高は前年同月比5%増の255億5700万円と2ヵ月ぶりに前年実績を上回ったことが好感された。特に主力のホテル事業が同8%増の156億3700万円となり、全体を牽引した。

■ラクス <3923>  1,017円 (+15円、+1.5%)

ラクス <3923> [東証P]が7日ぶり反発。1日、ダイワボウホールディングス <3107> [東証P]子会社のダイワボウ情報システムと販売代理店契約を締結したと発表しており、好材料視された。今回の連携により、ダイワボウ情報が提供するサブスクリプション管理ポータル「iKAZUCHI(雷)」を通じて、全国のダイワボウ情報販売パートナーから「楽楽精算」をはじめとする「楽楽クラウド」を購入できるようになる。全国有数の強力な販売網を有するダイワボウ情報と販売代理店契約を締結することで、「楽楽クラウド」の更なる導入が期待されたようだ。

■能美防災 <6744>  3,985円 (+55円、+1.4%)

能美防災 <6744> [東証P]が5日ぶり反発。9月30日の取引終了後に、子会社の明星電気がカナダのランディング・ゾーンズ・カナダ(以下LZC社)と超小型成層圏観測プラットフォームに関して協力することで合意したと発表しており、好材料視された。同日付で国際プロジェクト・コンソーシアム協定に調印した。これに基づき、両社はカナダにおける成層圏飛行キャンペーンを共同で計画し、明星電気の超小型気球プラットフォームとLZC社の回収可能な高高度RPAS(遠隔操縦航空機システム)を組み合わせ、気象、災害対応及び安全保障分野への応用を目指す。準備及び初期試験は今秋、アルバータ州及びカナダ北極圏で開始し、その後3年間にわたり本格的な飛行キャンペーンを実施する。取り組みを通じて、両社は無人航空機技術の限界を押し広げ、成層圏に関する科学的・運用上の理解を深めるとしている。

■日東電 <6988>  3,517円 (+42円、+1.2%)

日東電工 <6988> [東証P]が反発。9月30日の取引終了後に自社株1547万2050株(消却前発行済み株数の2.28%)を10月20日付で消却すると発表したことが好材料視された。消却後の発行済み株数は6億6318万7650株となる。

■スルガ銀 <8358>  2,974円 (+34円、+1.2%)

スルガ銀行 <8358> [東証P]が続伸。約1か月半ぶりに上場来高値を更新した。9月30日取引終了後、27年3月期連結業績予想について最終利益を320億円から440億円(前期比26.7%増)へ上方修正すると発表した。従来の減益予想から一転して増益となり、10期ぶりに過去最高益を更新する見通しを示した。配当予想も60円から80円(前期60円)に増額した。これが好感された。ローンビジネスの新規実行や金利上昇の織り込みが順調に推移し、上期業績が上振れする見込みとなったため。足もとの好調な業績推移に加え、今後の金融経済環境や業績動向なども勘案した。

■Gセキュリ <4417>  5,530円 (+60円、+1.1%)

グローバルセキュリティエキスパート <4417> [東証G]が続伸。9月30日の取引終了後に、キーウェアソリューションズ <3799> [東証S]と資本・業務提携を締結したと発表しており、好材料視された。Gセキュリは、これまでセキュリティー人材育成講座をキーウェアに継続的に提供しセキュリティー人材の育成を支援してきたが、今回の提携により両社の連携を更に強化することで、キーウェアの有する全国の事業拠点を通じ全国各地の顧客に迅速かつ丁寧なセキュリティー対策支援とサイバー攻撃被害発生時の対応を実現するのが狙い。資本面では9月30日の東京証券取引所における市場内立会外取引(ToSTNeT-1)において、キーウェアの既存株主である兼松エレクトロニクスが保有するキーウェア株式60万株(発行済み株数の6.59%)を取得する。なお、同件による27年3月期業績への影響は精査中としている。

※1日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

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