【今週読まれた記事】国策、グーグル……迫るクラウドの“ビッグウェーブ”

特集
2019年11月23日 6時30分

株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は11月16日から22日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。

日経平均株価は前週比190円安の2万3112円と2週続落。21日木曜日には一時400円を超す急落を見せました。「富田隆弥の【CHART CLUB】 『調整入りの兆し』」の富田氏は、14日執筆時点で「日足のテクニカル指標は、RCI(順位相関指数)の9日線、13日線、25日線が90%台から調整入りを示唆し、騰落レシオは12日の142%でピークアウトを暗示する」と、テクニカル指標の過熱感を指摘していました。

問題はこの続落が“上昇トレンド中の踊り場”なのか“下降トレンドの入り口”なのかというところです。21日の市場の動きを追った「明日の株式相場戦略=『真水10兆円』観測で建設コンサルなどに上昇気流」では、ニュースヘッドラインに機械的に反応したアルゴリズム売買を急落の主因に挙げており、「値上がり銘柄数1009に対し、値下がり銘柄数が1031と文字通り拮抗した。なお、小型株指数はプラス圏で引けている」と、終わってみれば決して弱い相場ではなかったことが明かされています。翌22日も陽線で引けており、市場に悲観的な空気が漂っているようには見受けられません。

人気の相場コラムは今週も多くの方に読まれています。強い地合いが続く要因を「基本的な要因は、やはり金余りとみている」と分析する一方、「8月安値から日柄でちょうど区切りの3ヵ月にあたる。日々注意を怠ってはならない」と、日柄によるトレンド変化に警戒を促した「【植木靖男の相場展望】 ─ 天気晴朗なれども波高し」など、どの記事もランキング上位入りとなっています。今後の予想をする上でぜひ参考になさってください。

【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ やはり東京市場は宝島!回復トレンドに乗れ

【杉村富生の短期相場観測】 ─ 2020年には双発エンジンがフル稼働に!

雨宮京子氏【年末ラリーの前哨戦? ここからの個別株戦略】(1) <相場観特集>

山内俊哉氏【年末ラリーの前哨戦? ここからの個別株戦略】(2) <相場観特集>

今週のアクセスランキングトップに輝いたのは「大飛翔! 巨大旋風に乗るクラウド関連『驚異の株高候補5銘柄』<株探トップ特集>」。「来秋をメドに各省庁は基幹システムのクラウド化を本格化させる構えにあるという」と、政府の基幹システム構造改革にも触れ、クラウド関連株物色の“ビッグウェーブ”が来る可能性を指摘。厳選5銘柄を紹介して多くのアクセスを獲得しました。

今週は“クラウド”が大注目された週となりました。要因の一つには米グーグルがクラウドゲームサービス「スタディア」をスタートさせたことがあります。「『クラウドゲーム関連』大相場が始まる、20兆円市場“争奪戦”の行方 <株探トップ特集>」では、クラウドゲームがゲーム市場に与える影響や、現段階でスタディアにタイトルを供給する企業などを詳しく紹介。ランキングトップ10入りを果たしました。そのほか「『クラウドコンピューティング』関連が急浮上、政府も『クラウド構造改革』始動<注目テーマ>」も人気となっています。

投資テーマ関連では以下の記事もランキング入りしています。注目銘柄を探し出すうえで“テーマ性”は欠かせません。まだお読みでない方はぜひ。

人気本番「半導体パッケージ関連株」、データセンター需要拡大で変わる世界 <株探トップ特集>

出遅れ「バイオ株」に復活機運、国際規格制定で再生医療関連に脚光 <株探トップ特集>

話題沸騰の「北海道関連株」に用意された意外なる株高シナリオ <株探トップ特集>

3月期決算企業の上期決算発表は、事前観測通り“下方修正の嵐”となりました。「上方修正に踏み切った企業は昨年より2割少ない264社」という逆風下、「10年以上ぶりに過去最高益を塗り替える見通しとなった“大復活”企業」に注目した「新成長ステージへGO! 10年超ぶり最高益に増額『大復活6銘柄』 <株探トップ特集>」はトップと僅差での2位に浮上。長い雌伏期間から脱却し、新しい成長ステージに入った6社をピックアップして大きな注目を浴びました。

また、「7-9月期に四半期ベースの過去最高益を更新し、かつ今期も最高益を見込む」という、利益成長が“青天井”となっている銘柄をリスト化した「利益成長【青天井】銘柄リスト 〔第3弾〕 18社選出 <成長株特集>」も多くの支持を集めトップ5入り。更に「19年7-9月期【利益倍増】企業はこれだ!〔第1弾〕 25社選出 <成長株特集>」は週後半の配信にもかかわらず上位ランクインするなど、企業業績を特集した記事が大人気となりました。そのほか利回りランキングや「5万円以下で買える」などの<割安株特集>もよく読まれています。銘柄選択にご活用ください。

【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 11月20日版

5万円以下で買える、高ROE&好業績「お宝候補」10社選出【東証1部】編 <割安株特集>

5万円以下で買える、高ROE&好業績「お宝候補」18社選出【2部・新興】編 <割安株特集>

株探プレミアム専用コラムは、今週は「すご腕投資家さんに聞く『銘柄選び』の技 towaさんの場合-第2回」を配信。10年で資産を16倍にした“towa”さんは、堅実な「バリュー投資」のほか一般的にリスクが高いとされる「決算プレー」の手法も駆使します。その投資手法を事例とともに公開。「第1回」はプレミアム専用コンテンツにもかかわらず上位ランキング入りする人気となりました。プレミアム非会員の方も1ページ目がご覧いただけます。

また、「株探プレミアム」は初回登録時に限り30日間の無料体験ができます。株探プレミアム専用コラムの他にも、企業決算ページで「成長性」や「収益性」を最大25期表示できる新機能、更に広告非表示、お気に入り銘柄の登録無制限といった投資に役立つコンテンツ・機能が満載となっています。この機会にご加入をぜひご検討ください。

引け後の材料をまとめてチェックできる株探の定番記事「【明日の好悪材料】」と「本日の【サプライズ決算】」。上手く使えば大いなる時短となる株探の人気記事となっています。今週掲載された記事は以下の通りです。

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (11月15日発表分)

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (11月18日発表分)

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (11月19日発表分)

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (11月20日発表分)

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (11月21日発表分)

★本日の【サプライズ決算】速報 (11月15日)

★本日の【サプライズ決算】速報 (11月18日)

★本日の【サプライズ決算】速報 (11月20日)

※19日、21日は「該当銘柄なし」

冒頭でもご紹介した「明日の株式相場戦略」は、その日の相場を振り返り、翌日の投資戦略を指南する人気記事です。今週は、日経平均が続落するなかでも「材料株物色は年末ラリーを前に百花繚乱の気配をみせている」と、投資マインドが悪化していないことを指摘した「明日の株式相場戦略=5G・ゲームなど“材料株繚乱”の流れに乗る」が特に注目を集め上位ランキング入りしました。

明日の株式相場戦略=決算発表通過、全方位型で個別物色に花が咲く

明日の株式相場戦略=マザーズ、JQが反映する順風環境

明日の株式相場戦略=5G・ゲームなど“材料株繚乱”の流れに乗る

明日の株式相場戦略=「真水10兆円」観測で建設コンサルなどに上昇気流

来週の株式相場戦略=米中協議巡り「神経戦」続く、短期調整には一巡期待も

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.