【↓】日経平均 大引け| 3日ぶり反落、中東リスクや円高で安値引け (9月8日)
日経平均株価
始値 65843.69
高値 66791.84
安値 65269.33
大引け 65269.33(前日比 -1130.51 、 -1.70% )
売買高 21億1万株 (東証プライム概算)
売買代金 8兆4774億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は3日ぶり反落、朝安後いったん切り返すも後場大崩れ
2.前日の米国株休場で手掛かり難、加速する円高に警戒感
3.中東有事を背景に原油先物価格が高騰、株式市場に逆風
4.ドル円は一時152円台まで円高進み、輸出株に売り誘発
5.値下がり銘柄数は全体の約75%、引け際に売買代金急増
■東京市場概況
前日の米国市場は、レイバーデーの祝日で休場。
東京市場では、手掛かり材料難が意識されるなか不安定な地合いとなり、日経平均株価は朝安後に切り返したものの取引終盤に売りがかさみ、結局大幅安で安値引けとなった。
8日の東京市場は、先物主導で上下に不安定な値動きを強いられた。前日の米国株市場が休場で手掛かり材料に事欠くなか、寄り付きはリスクオフに傾き日経平均は500円を超える下げでスタート。しかし、その後は一貫して下げ渋り、ほどなくプラス圏に浮上した。ただ、上値も重く、前引けは小幅プラス圏で着地。後場に入ると、中東でのエネルギー施設への攻撃が報じられ、これを受けた原油先物価格の上昇を横目に売り圧力が強まった。外国為替市場では一時1ドル=152円台まで円高に振れ、これも輸出セクター中心に売りを誘う要因となった。プライム市場の値下がり銘柄数は1100を上回り全体の約75%を占め、4銘柄のうち3銘柄は下落した勘定となる。また、売買代金は引け際に急膨張し8兆5000億円弱と高水準だった。
個別では、売買代金断トツとなったキオクシアホールディングス<285A>だが、後場に値を崩したほか、アドバンテスト<6857>、東京エレクトロン<8035>なども売られた。太陽誘電<6976>、村田製作所<6981>などの下げも際立つ。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが冴えない。ファーストリテイリング<9983>、リクルートホールディングス<6098>も下値を探った。セイコーグループ<8050>が急落、シチズン時計<7762>、第一工業製薬<4461>、武蔵精密工業<7220>なども大幅安に売り込まれた。
半面、ソフトバンクグループ<9984>が商いを伴い続急伸で一人気を吐く状態。JX金属<5016>も買いが優勢だった。東洋エンジニアリング<6330>が上値を追ったほか、ニトリホールディングス<9843>が物色人気、オリエンタルランド<4661>も堅調。ネクセラファーマ<4565>は値上がり率トップに買われた。萩原工業<7856>が値を飛ばし、神戸物産<3038>、山崎製パン<2212>なども買われた。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はSBG <9984>、ニトリHD <9843>、KDDI <9433>、コナミG <9766>、ネクソン <3659>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約312円。うち273円はSBG1銘柄によるもの。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035>、アドテスト <6857>、TDK <6762>、イビデン <4062>、キオクシア <285A>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約595円。
東証33業種のうち上昇は9業種。上昇率の上位5業種は(1)情報・通信業、(2)石油・石炭、(3)鉱業、(4)陸運業、(5)小売業。一方、下落率の上位5業種は(1)ガラス・土石、(2)輸送用機器、(3)電気機器、(4)機械、(5)精密機器。
■個別材料株
△YEデジタル <2354> [東証S]
次世代デジタルツインプラットフォームを開発。
△セリア <2782> [東証S]
8月既存売上高は前年同月比9.7%増。
△ペルセウス <4882> [東証G]
「抗MMAE抗体」用いた薬物運搬機能の解明結果で東京薬科大と共著論文。
△アルマード <4932> [東証S]
26年9月末株主から株主優待制度を拡充へ。
△ヴィッツ <4440> [東証S]
Go-Tech事業において研究テーマが採択。
△ネクセラ <4565> [東証P]
SMBC日興証券が目標株価引き上げ。
△アップガレG <7134> [東証S]
8月直営既存店売上高が18ヵ月連続前年上回る。
△萩原工業 <7856> [東証P]
第3四半期好決算や株主優待の継続実施。
△カプコン <9697> [東証P]
「鬼武者」最新作が発売初日に全世界販売本数100万本突破。
△ニトリHD <9843> [東証P]
1ドル=153円台への急激な円高が追い風材料に。
▼アイル <3854> [東証P]
27年7月期減益見通しを嫌気。
▼売れるG <9235> [東証G]
26年7月期業績は黒字予想から一転営業赤字へ下振れ。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)ネクセラ <4565>、(2)ニトリHD <9843>、(3)SBG <9984>、(4)萩原工業 <7856>、(5)小林製薬 <4967>、(6)神戸物産 <3038>、(7)大黒天 <2791>、(8)山パン <2212>、(9)HIS <9603>、(10)モノタロウ <3064>。
値下がり率上位10傑は(1)セイコーG <8050>、(2)シチズン <7762>、(3)一工薬 <4461>、(4)武蔵精密 <7220>、(5)カシオ <6952>、(6)ソディック <6143>、(7)ジェイテクト <6473>、(8)日本MDM <7600>、(9)CKD <6407>、(10)日ケミコン <6997>。
【大引け】
日経平均は前日比1130.51円(1.70%)安の6万5269.33円。TOPIXは前日比75.47(1.83%)安の4050.33。出来高は概算で21億1万株。東証プライムの値上がり銘柄数は362、値下がり銘柄数は1158となった。東証グロース250指数は787.06ポイント(4.55ポイント安)。
[2026年9月8日]
株探ニュース