【今週読まれた記事】中小型株が躍進、“5G”ビジネスに飛躍の時迫る

特集
2019年11月30日 6時30分

株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は11月23日から29日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。

今週の日経平均株価は3週ぶり反発。27日には一時2万3500円台を回復するなど堅調に推移しました。週後半には米国の「香港人権法」成立で米中対立激化懸念も台頭しましたが、米国が感謝祭シーズンだったこともあり今のところ大きな下落には結びついていません。そのなか注目したいのが東証マザーズ指数や日経ジャスダックなど、中小型株の躍進。日経平均が調整するなかでも上昇を続けており、物色意欲の強さが印象的です。週明けからの師走相場、年末ラリーへの期待が高まります。

中小型株の魅力はなんといっても足の速さ。一度テーマに乗って浮上すればその上昇スピードは大型株の比ではなく、それだけに“テーマ性”が重要な要素となります。今週のアクセスランキングトップを獲得したのは「本格離陸する5G経済圏、ここからの『爆速上昇株セレクト7』 <株探トップ特集>」。常に物色テーマとして高い注目を集めている“5G”は、「総務省試算によると、2025年までに5Gは全世界で11億回線に達し、世界の総人口の34%をカバー」するとのことです。いよいよ商用サービスの開始が迫るなか、本特集で紹介したのは「5G関連のサービスやデバイスを提供する側に立つ企業だけではない。5Gを活用することでビジネスの飛躍を図ることができる企業も株価変貌に向けた予備軍」。2位以下に大きく差をつけての圧倒的な人気となりました。

そのほか、投資テーマ関連では以下の記事もランキング入りしています。いよいよ来年開催される東京オリンピック・パラリンピックを前に活躍が期待される銘柄を追った「五輪特需で『イベント関連株』全面開花の予兆、ニューヒーロー輩出へ <株探トップ特集>」はトップ10入り、「『クラウドゲーム関連』大相場が始まる、20兆円市場“争奪戦”の行方 <株探トップ特集>」は2週連続のランクインとなりました。

「5G」関連がランキング首位、“IoT社会の進化系”と融合へ<注目テーマ>

「セルロースナノファイバー」が2位にランクイン、自動車軽量化で注目<注目テーマ>

史上最大のIPO「サウジアラムコ」降臨、燃え上がる思惑と周辺銘柄 <株探トップ特集>

スマホ革命の裾野広がる、「電子チケット関連」熱視線浴びるプレミアな株 <株探トップ特集>

さよなら重労働、パワーアシストスーツ“普及元年”で変わるもの <株探トップ特集>

「香港人権法」成立が及ぼす米中関係への影響は今週のところ限定的となりましたが、感謝祭後の米国市場で波乱がないとは限りません。ここしばらく融和ムードが続いていましたが、改めて展開を注視するべきかもしれません。香港情勢について、武者リサーチ代表の武者陵司氏によるコラム「なぜ香港民主派の勝利が転換点なのか」は、香港の「一国二制度」というシステムが世界経済の中で果たす役割について解説し、「現在進行中の米中通商協議において中国側に譲歩と早期決着を迫る誘因にもなるだろう」と指摘しています。

【杉村富生の短期相場観測】 ─ トランプ政権の対中政策は微妙に変化!」の杉村氏は、ペンス米副大統領の演説について、株価急落を招いた昨年と今年を比較。「トランプ大統領の再選戦略に向けての微妙な変化を感じる」と分析しています。また、杉村氏は話題となっている“親子上場解消”の動きにも触れ注目銘柄を紹介。今週も安定のランキング上位入りとなりました。そのほか、PERを使用した“バリュー株”の探し方を分かりやすく指南した「【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 3つの条件で上昇期待のバリュー株を選別!」も大人気となるなど、相場コラムは今週もすべてランキング入りしています。

【村瀬智一が斬る!深層マーケット】 ─巻き戻し継続、市場の関心は米年末商戦の出足に

富田隆弥の【CHART CLUB】 「調整一巡、師走相場へ」

藤代宏一氏【強い日経平均、2万3000円台は最後の買い場か?】(1) <相場観特集>

窪田朋一郎氏【強い日経平均、2万3000円台は最後の買い場か?】(2) <相場観特集>

スクリーニング系の記事では、「直近3ヵ月実績である7-9月期(第2四半期)に経常利益が前年同期比で倍増」した企業をリストアップした「19年7-9月期【利益倍増】企業はこれだ! <成長株特集>」は、先週配信した第1弾から今週後半に配信した第3弾まで、揃って上位ランキング入りする結果となりました。また、高配当利回り銘柄リストや「10万円以下で買える」などの<割安株特集>もよく読まれています。

19年7-9月期【利益倍増】企業はこれだ!〔第1弾〕 25社選出 <成長株特集>

19年7-9月期【利益倍増】企業はこれだ!〔第2弾〕 33社選出 <成長株特集>

19年7-9月期【利益倍増】企業はこれだ!〔第3弾〕 26社選出 <成長株特集>

まだ間に合う、11月配当【高利回り】ベスト30 <割安株特集>

【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 11月27日版

10万円以下で買える、上期増益増収&低PBR「お宝候補」22社 【東証1部】編 <割安株特集>

10万円以下で買える、上期増益増収&低PBR「お宝候補」16社 【2部・新興】編 <割安株特集>

大人気連載、テクニカルアナリストの横山利香さんによる「株探」の世界を隈なく探索するための実践ガイド「ゼロから始める『株探』の歩き方」第9回が配信されました。今回はチャートの機能を掘り下げて、テクニカル指標について紹介。株探のチャートが表示できるのは「ローソク足」と「移動平均線」だけではありません。「一目均衡表」や「ボリンジャーバンド」など、多くの投資家が活用する指標の表示方法から見方まで分かりやすく解説しています。この連載を読んでぜひ“株の達人”を目指してください。

ゼロから始める「株探」の歩き方 ― (9)市場の評価をチャートで確認しよう

株探プレミアム専用コラムは、今週は2本を配信。1記事目は智剣・OskarグループCEO兼主席ストラテジストの大川智宏氏による「日本株・数字で徹底診断!」第29回となる「これから化ける『スイートスポット中小型株』を狙え」。「『東証の中小型株に対する実証実験』と『ネグレクト効果』という定量アノマリー分析」に着目し、大きなリターンを得られる可能性の高い中小型株のリストを作成。対象が中小型株ということもあって大きな反響を呼び、株探プレミアム専用記事にも関わらずランキング上位に入る人気となりました。

2記事目は「すご腕投資家さんに聞く『銘柄選び』の技 towaさんの場合-第3回」。“towa”さんの投資の軸となる“期待値”の考え方について詳しく紹介します。この考え方によって「バリュー投資」も「決算プレー」も、果てはパチスロまで一貫した理論の元に行うのがtowaさんのスタイルです。プレミアム非会員の方も1ページ目がご覧いただけますので、ぜひご覧ください。

また、「株探プレミアム」は初回登録時に限り30日間の無料体験ができます。株探プレミアム専用コラムの他にも、企業決算ページで「成長性」や「収益性」を最大25期表示できる新機能、更に広告非表示、お気に入り銘柄の登録無制限といった投資に役立つコンテンツ・機能が満載となっています。この機会にご加入をぜひご検討ください。

引け後の材料をまとめてチェックできる株探の定番記事「【明日の好悪材料】」と「本日の【サプライズ決算】」。上手く使えば大いなる時短となる株探の人気記事となっています。今週掲載された記事は以下の通りです。

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (11月22日発表分)

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (11月25日発表分)

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (11月26日発表分)

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (11月27日発表分)

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (11月28日発表分)

★本日の【サプライズ決算】速報 (11月25日)

★本日の【サプライズ決算】速報 (11月26日)

★本日の【サプライズ決算】速報 (11月27日)

★本日の【サプライズ決算】速報 (11月28日)

※22日は「該当なし」

その日の相場を振り返り、翌日の投資戦略を指南する「明日の株式相場戦略」。今週は、NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>の需給動向が“売り長”の状態が続くことから「何かのキッカケがあれば燎原の火のごとく買い戻しを誘発しやすいという状況が続く。依然として懐疑の森の中で全体株価は育つ環境にあるとみてよい」と解説した「明日の株式相場戦略=5G周辺で新たな思惑を宿す銘柄は?」がランキングトップ10まであとわずかに迫る人気となりました。

明日の株式相場戦略=アベノミクス相場頂点超えの確度

明日の株式相場戦略=5G周辺で新たな思惑を宿す銘柄は?

明日の株式相場戦略=日米ともに中小型株のキャッチアップ相場

明日の株式相場戦略=米中間に不協和音、中小型株へのシフト鮮明に

来週の株式相場戦略=米中情勢確認で一進一退、「中小型株の季節」が到来

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.