【今週読まれた記事】成長株への注目際立つ! 新年相場スタート

特集
2022年1月8日 6時30分

株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は2021年12月31日から22年1月7日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。

2022年相場がスタートしました。大発会の日経平均株価終値は昨年末比510円高の2万9301円と幸先良く出足となったものの、5日には米FOMC議事録の公開をきっかけに米国市場が急落。翌日6日の日経平均も844円安と、新年早々波乱の幕開けとなりました。米国で今年、テーパリングの終了と利上げが予定されており、これを巡る市場の反応は神経質にならざるを得ず、警戒を怠ってはいけないことを念押しされたかのようです。株探ではこの顛末を「日米市場が年初の波乱劇、ナスダック指数3%安が意味するもの <株探トップ特集>」で詳しく解説。22年相場の最重要ポイントというべき米金融政策について改めて押さえるのに最適な記事です。

1月1日~4日の期間、株探は新春特別企画を多数配信しました。なかでも大好評を博したのが、人気筆者が1年間の相場予想とお薦め「ポートフォリオ10銘柄」を掲載した特別コラム。各氏が今年は何を懸念し、何に注目しているのか参考になさってはいかがでしょうか。

「2022年相場を展望すると、引き続きボックス相場を形成するのではないか」と予想するのは「雨宮京子が斬る!寅年『有望株!』 <新春お年玉企画>」の雨宮氏。最大の注目点は「米国の利上げを株価にうまく織り込むことができるかどうか」と語っています。また、株価を抑える要因として「気をつけなければならないのは、コロナ禍で水面下に隠れた感があった米中対立」とも指摘。この記事はアクセスランキング5位と、多くの方に読まれました。

ランキング2位に輝いた「北浜流一郎が斬る!寅年『有望株!』 <新春お年玉企画>」の北浜氏は、コロナ禍による入出国制限を“コロナ鎖国”と表現し、「『鎖国令』は解除されるのか、されないのか」に22年の株式投資の「大きな部分が左右される」と述べています。更に、外部環境では米インフレ懸念とチャイナリスクにも言及。「その中で投資対象としたいのは、厳しい時代を勝ち抜ける企業に不可欠な条件となる、技術力(ビジネスモデルを含む)、開発力、サービス力に優れている企業」とも語っています。

<新春特別企画>では多くの識者による相場展望と注目銘柄のほか、為替相場の展望や“中国4000年の実学「気学」で読む22年相場”など、様々な記事を配信しました。まだお読みでない記事があればこの機会にぜひどうぞ。

杉村富生が斬る!寅年「有望株!」 <新春お年玉企画>

村瀬智一が斬る!寅年「有望株!」 <新春お年玉企画>

植木靖男が斬る!寅年「有望株!」 <新春お年玉企画>

武者陵司「2022年の市場展望」(前編) <新春特別企画>

武者陵司「2022年の市場展望」(後編) <新春特別企画>

和島英樹のマーケット・フォーキャスト【新春スペシャル】 <新春特別企画>

富田隆弥のチャート倶楽部2022スペシャル <新春特別企画>

馬渕治好氏【新春特別編 2022年株式市場大展望 上昇相場は続くか?】(1) <相場観特集>

嶌峰義清氏【新春特別編 2022年株式市場大展望 上昇相場は続くか?】(2) <相場観特集>

山岡和雅が読む2022年為替相場 <新春特別企画>

中国4000年の実学「気学」で読む2022年相場 <新春特別企画>

横山利香「ボラティリティ高まる2022年、“新テーマ銘柄”が人気化する兆しを捉えよう!」 <新春特別企画>

数多くの新春特集のなかで最も読まれたのは、株探の看板記事である<成長株特集>の新年版「2022年の利益成長“青天井”ばく進、有力株リスト <新春特別企画>」でした。相場の上下に左右されず、独自の上昇チャートを描く銘柄を発見する“成長株投資”に対する個人投資家の信頼が厚いことを表すランキングトップ獲得です。直近3ヵ月決算の経常利益が過去最高、かつ通期も最高益を見込む利益“青天井”銘柄にスポットを当てたこの記事のほか、22年3月期決算企業の第3四半期決算発表を前に“上方修正”の可能性が高い企業をリストアップした「初夢乗せる、上方修正【大予想】 43社選出 <新春特別企画>」も6位にランクインしました。

更に昨年12月30日配信の「新年相場を彩る、22年2月期【上方修正】候補リスト <成長株特集>」や、6日に配信した「上方修正“先回り”、21年12月期【業績上振れ】候補 42社選出 <成長株特集>」も上位入り。成長株への注目度の高さが際立っています。

業績スクリーニング系の記事では割安株や高利回り株の人気も高く、以下の記事も上位にランクイン。銘柄選択の参考になさってください。

新年【高配当利回り】狙える銘柄リスト <新春特別企画>

【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 1月5日版

新年、10万円で買える好業績・高利回り【東証1部】編 <新春特別企画>

新年、10万円で買える好業績・高利回り【2部・新興】編 <新春特別企画>

個人投資家の戦場は中小型株だけではありません。大口資金の流入が期待できる大型株に、先んじて乗っておく戦略も有効です。「新年お年玉『次代を担うミスター・ジャパン銘柄7選』 <新春特別企画>」は、海外投資家の投資対象となる主力級の優良大型株を選抜。多くの支持を集めランキング4位を獲得しました。

投資テーマ関連では、昨年フェイスブックが社名をメタ・プラットフォームズ<FB>に変更したことが話題を呼び、大きく注目された「メタバース」を解説、関連銘柄を紹介した「新春3大テーマを追う(1)メタバース 『仮想空間に巨大な新市場誕生』 <株探トップ特集>」がトップ10入り。そのほか以下の記事が上位ランキング入りとなりました。

新春3大テーマを追う(2)半導体 「米中摩擦絡み世界的な需給逼迫継続も」 <株探トップ特集>

新春3大テーマを追う(3)EV 「トヨタ本格攻勢で巨大市場に地殻変動も」 <株探トップ特集>

4月新法施行で注目度アップ、「廃プラリサイクル」関連株は株高局面へ <株探トップ特集>

脱炭素の新潮流に乗る「グリーントランスフォーメーション(GX)」関連株 <株探トップ特集>

「送電」が4位、政府が送電網整備に2兆円超投資と報じられる<注目テーマ>

また、2021年の年間を通して注目を浴びた投資テーマをまとめた年末特別企画「2021年【投資テーマ】年間ランキング <年末特別企画>」も人気となり多くの方に読まれました。年末には毎年様々な総括記事を配信、「2021年【値上がり率】年間ランキング ベスト50 <年末特別企画>」もトップ10入りまであと一歩となっています。そのほか、年末特別企画で配信した記事は以下の通りです。

2021年【値下がり率】年間ランキング ベスト50 <年末特別企画>

2021年のIPO【初値上昇率】ベスト50! <年末特別企画>

2021年【自社株買い】インパクトベスト50! <年末特別企画>

株探プレミアムでは日経CNBCと「株探」のコラボ企画がスタート。「2022年株式市場展望」と題し、各証券会社のストラテジストや有力機関投資家に日米株式相場のシナリオや市場環境、投資戦略などを伺いました。第1弾は「野村証券・小高貴久氏に聞く 日経×株探スペシャルインタビュー『2022年株式市場展望』、―米株上昇は止まらず、日本経済は回復加速へ―」。新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン型」が拡大するなか、気になるのは日米相場の先行きです。はたして2022年も業績相場が続くのか?野村証券投資情報部シニア・ストラテジストの小高氏が解説します。

第2弾は「大和証券・細井秀司氏に聞く 日経×株探スペシャルインタビュー『2022年株式市場展望』―日本株が米国株に勝つ年、日経平均3万4000円へ―」。日本株と米国株とのPER乖離が解消することで、今年は“日本株が勝つ”年になると大和証券投資情報部シニアストラテジストの細井氏は予想しています。そのほか、米中欧の景況感指数(PMI)の解析や米国の金利動向を踏まえ、2022年の株式相場を掘り下げます。

株探プレミアム専用コラムはファイナンシャルプランナーの清水香さんによる「それって常識? 人生100年マネーの作り方」第42回、「子育て世帯に給付の10万円は、課税それとも非課税?」を配信。今回は“コロナ禍で受けた給付金”や“新たに始まったGoToトラベルなどの支援策”をテーマに、清水氏が支援策の内容と税金の取り扱いについて丁寧に解説します。困窮する子育て世帯への支援策も、年齢によっては申請が必要となる場合があるなど注意が必要と清水氏は指摘しています。2ページ目にはコロナ関連助成金の課税or非課税が判断できるリストも掲載。この記事を読んで給付金や支援策への申請を確認しておきましょう。プレミアム非会員の方も1ページ目が無料でご覧になれますのでぜひご覧ください。

また、株探プレミアムは初回登録時のみ30日間の“無料体験”ができます。まだお試しでない方は無料体験をぜひお試しください。無料体験期間中は、新しくリリースされた「株探 米国版」の機能もフルで利用可能となります。詳細は「株探プレミアムのご紹介」ページをご覧ください。皆様のご加入をお待ちしております。

引け後の材料をまとめてチェックできる株探の定番人気記事「【明日の好悪材料】」と「本日の【サプライズ決算】」は、新春特集がズラリと並んだ今週も上位をキープしています。今週配信された記事は以下の通りです。

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (1月4日発表分)

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (1月5日発表分)

【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (1月6日発表分)

★本日の【サプライズ決算】速報 (01月05日)

★本日の【サプライズ決算】速報 (01月06日)

※4日のサプライズ決算は「該当なし」

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.