「半導体商社」が17位、PERやPBRなど割安でバリューシフトの波に乗る<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「半導体商社」が17位となっている。
半導体関連という範疇は非常にエリアが広く、東京エレクトロン<8035>やアドバンテスト<6857>などをはじめとする製造装置メーカーのほか、キオクシアホールディングス<285A>やSUMCO<3436>、ルネサスエレクトロニクス<6723>といったメモリーやパワーデバイス、マイコンなどの製造に携わる企業。更に、レゾナック・ホールディングス<4004>や東京応化工業<4186>、ステラ ケミファ<4109>など半導体材料に関連する化学株なども含まれる。そして、見落とされがちだが重要なポジションを担っているのが、半導体を取り扱い、メーカーと顧客(ユーザー)をつなぐ役割を持つ半導体商社だ。
半導体商社は顧客ニーズに対応したカスタマイズのほか、自社開発品を手掛けるメーカー機能を有する企業も少なくない。商社という業態からPBRなどの割安さが目立つケースは多いが、メーカー機能を有している場合、あるいは特定メーカーの商品にフォーカスした技術商社などの場合は利益の伸びが大きくなるケースもあり、バリュー株とグロース株の双方を兼ね備えた銘柄として注目度が一気に高まることも少なくない。
直近では豊田通商グループに属し、韓国サムスン電子の半導体や電子部品に特化したトーメンデバイス<2737>が脚光を浴びた。同社は業績急拡大途上にあり、株価面でも大相場に突入している。7月30日に開示された26年4~6月期の決算は営業利益が前年同期比12倍となる222億8200万円と急拡大した。これは従前の通期予想であった182億円を大幅に上回る驚異的な伸びであった。これを受けて通期の営業利益見通しは489億円に増額修正された。生成AI向けで払底状態にあるメモリーの価格高騰が背景にあるが、同社の収益変貌はマーケットにも強烈なインパクトを与え、株価はきょうで4営業日連続のストップ高と気を吐いている。
このほか、関連銘柄としてはリョーサン菱洋ホールディングス<167A>、シンデン・ハイテックス<3131>、立花エレテック<8159>、レスター<3156>、丸文<7537>、東京エレクトロン デバイス<2760>、マクニカホールディングス<3132>、新光商事<8141>、三信電気<8150>、加賀電子<8154>、イノテック<9880>などに注目しておきたい。